
Q. 学生ビザが必要なのはどんな人?アメリカで週18時間以上の授業を受ける人は、期間にかかわらず学生ビザ(F-1)が必要です。週18時間未満・90日以内の短期留学ならESTA(電子渡航認証)で渡航できます。
Q. 費用はいくら?ビザ申請料US$185とSEVIS費US$350の合計US$535が基本です。
Q. どのくらい前から準備する?面接の予約が取りにくい時期もあるため、出発の3〜4ヶ月前には学校の入学許可書(I-20)を受け取り、申請を始めるのが安心です。
アメリカに長期で留学するなら、学生ビザ(F-1ビザ)の取得が欠かせません。この記事では、学生ビザが必要な人の条件、かかる費用、必要書類、入学許可書(I-20)の取得から大使館での面接・ビザ受領までの流れ、2025年からの変更点までをまとめて解説します。
※ ビザの条件や手続きは変更されることがあります。申請前に必ず在日米国大使館・領事館の公式サイトで最新情報を確認してください(2026年10月時点の情報です)。
WHO
学生ビザ(F-1)が必要な人・ESTAで行ける人
| 学生ビザ(F-1) | ESTA | |
|---|---|---|
| 授業時間 | 週18時間以上 | 週18時間未満 |
| 滞在期間 | コース期間+準備期間 | 90日以内 |
| 主な対象 | 語学学校のフルタイム・コミカレ・大学・大学院 | 短期の語学研修・観光を兼ねた短期留学 |
| 申請費用 | US$535申請料185+SEVIS費350 | US$40 |
| 面接 | 原則必要 | 不要(オンライン申請) |
語学学校でも、週18時間以上のフルタイムのコースに通う場合は、1ヶ月などの短期でも学生ビザが必要です。どちらに当たるかは、通う学校とコースの授業時間で決まります。
COST
学生ビザの費用
※ 2025年7月に成立した法律で「ビザ・インテグリティ・フィー」(US$250)の導入が決まっていますが、2026年10月時点では徴収が始まっていないため、上の合計には含めていません。最新の料金は大使館のサイトで確認してください。
DOCUMENTS
学生ビザの必要書類

※ 必要書類は個人の状況によって追加を求められることがあります。面接の予約時に表示される案内も必ず確認してください。
STEP
学生ビザ取得までの流れ|7ステップ
- STEP 1学校に申し込み、I-20を受け取る入学が許可されると、学校から入学許可書(I-20)が発行されます。氏名・生年月日・コース期間・費用に誤りがないか確認しましょう。
- STEP 2SEVIS費(US$350)を支払うI-20に記載のSEVIS IDを使い、公式サイト(fmjfee.com)でオンライン決済します。確認書は印刷して保管します。
- STEP 3オンライン申請書(DS-160)を作成する学歴・職歴・渡航歴・SNSのアカウントなどを英語で入力し、証明写真をアップロードします。提出後の確認ページを印刷します。
- STEP 4申請料(US$185)を支払い、面接を予約するビザ申請用のアカウントを作成して申請料を支払い、東京の大使館または大阪・神戸の総領事館などで面接日を予約します。
- STEP 5大使館・領事館で面接を受ける必要書類を持参し、指紋の採取と英語での面接を受けます。面接は数分程度で、留学の目的や帰国後の予定などを聞かれます。
- STEP 6ビザが貼られたパスポートを受け取る審査に通ると、ビザが貼られたパスポートが指定の方法で返送されます。追加の審査が入ると時間がかかることもあります。
- STEP 7出発・入国入国できるのはI-20に記載のプログラム開始日の30日前からです。I-20とパスポートは機内の手荷物に入れておきましょう。
※ ビザはプログラム開始日の365日前から発給を受けられます。面接の予約は時期によって大変混み合うため、I-20を受け取ったらすぐに手続きを進めましょう。
UPDATE
2025年からの主な変更点と注意点
- SNSアカウントの公開設定:2025年6月から、学生ビザ(F・M・J)の申請者は、すべてのSNSアカウントを「公開」に設定するよう求められています。
- 面接免除の縮小:2025年9月2日から、ビザ更新時の面接免除がほぼなくなり、原則として面接が必要になりました。
- 面接予約の混雑:時期によって学生ビザの面接枠が非常に限られることがあります。余裕をもったスケジュールを組みましょう。
出典:外務省「米国ビザ申請に関するお知らせ」(2025年7月)、米国務省の発表。最新情報は大使館の公式サイトとX(旧Twitter)で確認できます。
INTERVIEW
ビザ面接のポイント

- 留学の目的を自分の言葉で説明する「なぜアメリカで、なぜこの学校なのか」を短く具体的に答えられるようにしておきましょう。
- 帰国の意思と予定を伝える学生ビザは一時的な滞在のためのビザです。帰国後の進学・仕事の予定を説明できると安心です。
- 資金の裏付けを示せるようにする学費と生活費をどう支払うか(本人・家族の預金など)を、書類とあわせて説明できるようにします。
- 書類はクリアファイルで順番にパスポート・I-20・DS-160確認ページ・領収書などをすぐ出せるように整理しておきます。
RULES
学生ビザで滞在中のルール
学期中は決められた授業時間(語学学校なら週18時間以上)を受け続ける必要があります。欠席が多いと滞在資格を失うことがあります。
学期中は週20時間までのキャンパス内の仕事に限られます。キャンパス外で働けるのは、CPTやOPTなど認められた制度を使う場合だけです。
引っ越しや転校をしたら、学校の留学生担当(DSO)に届け出ます。転校にはI-20の移管手続きが必要です。
プログラム修了後の滞在は60日以内です。その間に帰国するか、進学・OPTなどの手続きを行います。
卒業後に働く制度はOPTとはで、留学全体の費用はアメリカ留学の費用で解説しています。
FAQ
アメリカの学生ビザのよくある質問
Q. アメリカの学生ビザはいくらかかりますか?
ビザ申請料US$185とSEVIS費US$350の合計US$535が基本です。このほか証明写真やパスポートの返送料などがかかります。
Q. 語学学校の短期留学でも学生ビザは必要ですか?
週18時間以上の授業を受ける場合は、期間が短くても学生ビザが必要です。週18時間未満で90日以内ならESTAで渡航できます。
Q. 学生ビザの取得にはどのくらいかかりますか?
I-20の受け取りからビザの受領まで、1〜2ヶ月ほどみておくと安心です。面接の予約が混み合う時期はさらに時間がかかります。
Q. 学生ビザの面接は英語ですか?
面接は英語で行われるのが基本です。留学の目的や帰国後の予定、費用の準備について、短く具体的に答えられるようにしておきましょう。
Q. 学生ビザでアルバイトはできますか?
学期中はキャンパス内で週20時間まで働けます。キャンパス外で働けるのは、CPTやOPTなど認められた制度を使う場合に限られます。
まとめ
アメリカで週18時間以上の授業を受けるなら学生ビザ(F-1)が必要で、費用はUS$535が基本です。学校からI-20を受け取ったら、SEVIS費の支払い・DS-160の作成・面接の予約と、早めに手続きを進めましょう。手続きや条件は変わることがあるため、申請前に必ず大使館の公式サイトで最新情報を確認してください。
学校選びから入学手続き(I-20の取得)までは、留学カウンセラーに無料で相談できます。ビザの申請はご本人が行う手続きです。最新の条件は大使館の公式サイトでご確認ください。



