アメリカの学生ビザ(F1ビザ)を取得する流れ、必要書類、費用


学生ビザは移民局が定めた条件以上にアメリカの大学・専門学校・語学学校で留学する際に必要です。

学生ビザについて

 

アメリカ留学で週18時間以上のフルタイムの授業を受講される方は、アメリカに滞在する期間に関係なく学生ビザ(Student Visa F-1)の取得が必要になります。

 

申請には時間を要しますのである程度余裕を持っての申請がお勧めです。

 

※移民法については随時変更になりますので、最新の情報についてはアメリカ大使館のウエブサイトを確認して下さい。

アメリカ大使館

1週間18時間未満のパートタイムの授業を短期間(90日未満)受講される方は、ビザ免除プログラム(ESTA)を利用してアメリカ留学が出来ますので、学生ビザの申請は必要ありません。

 

しかし、ビザ免除プログラム(ESTA)で90日以上のアメリカ留学はできませんので予め確認して下さい。

 

ビザ免除プログラムでアメリカに入国される場合は、アメリカに入国するまでに大使館ウエブサイトで申請が必要です。21ドルの申請代金が必要です。

学生ビザ申請に必要な書類

学生ビザを申請する前にアメリカ大使館に提出する書類等を集めておかなければなりません。

学生ビザ必要書類リスト

I-20(入学許可書)

学校より入学が許可されれば、学校よりI-20が送られてきます。入国の際や現地での身分証明書の一つになりますので大切に保管しておいてください。

パスポート

有効期限が切れていない有効なパスポートと過去10年間に保持していたパスポート。

SEVIS費用支払い確認書

学生ビザを申請する方はビザ申請料金とは別にSEVIS費用を支払う必要があります。支払方法はクレジットカードもしくは米 国ドル建ての小切手です。支払を済まされますとウエブサイト上で確認書が表示されますのでプリントアウトを必ずしましょう。

DS‐160ビザ申請書

DS-160hはウエブサイト上で入録していただき完成後オンラインで送信します。送信後に表示される個人情報等の確認画面は 必ず必要となりますのでプリントアウトをしてアメリカ大使館・領事館での面接の際に提出して下さい。

カラー写真

ビザ申請者の顔がくっきり見えるデジタル画像。DS-160 を申請する際に必ずデジタル写真が必要となります.

申請料金の支払い

ビザ申請料金の支払方法はクレジットカード決済、オンラインバンキングもしくはATMから支払いが可能です。

警察証明もしくは裁判記録

過去に裁判や犯罪歴がある場合に必要となります。警察署や裁判所に問い合わせて必要書類を大使館に提出して下さい。

財政証明

銀行もしくは郵便局が発行している預金残高証明書(英文)やアメリカ留学の費用が賄える事が証明できる物の準備が必要です。もし、長期間にわ たりアメリカ留学される方はI-20に表記されている留学費用が賄えるだけの財政証明書が必要です。

 

※必ず英文でなければなりません。

成績証明書

過去5年以下の最終学歴の成績証明書の準備が必要です。学校に問い合わせて英文で作成してもらう必要があります。

面接予約(証明書)

ウエブサイト上でアメリカ大使館・領事館での予約面接を取り終えた後、面接予約確認証明書が表示されますので印刷をしましょう。

学生ビザ取得までの流れ(学校の入学手続きから大使館でのビザ面接まで)

①学校申込書を学校に送る

大学・カレッジ・専門学校・語学学校の学校申込書を手に入れて、郵送、FAXまたは電子メールで学校に送りましょう

②学校に留学に必要な書類を送る

学校申し込み後、学校から提出書類や次のプロセスについての指示がきます。

③申込学校からI-20(学校入学許可書)を取得する。そしてその記載事項の確認をする

学校が必要書類等を確認するとI-20(入学許可書)が手元に届くので確認します。

 

※届いたI-20は必ず氏名、生年月日等の重要項目は確認して下さい。

④SEVIS費用の支払い

学生ビザを申請する場合、学生ビザ申請料金とは別に、SEVIS費を支払う必要があります。

 

支払いが終われば領収書がインターネットまたは郵送で受け取ります。面接時にSEVIS費の領収書は必要となります。

④ビザ申請に必要な書類を用意する

ビザ申請に必要な書類等は必ず余裕をもって用意して下さい。

⑤オンラインでプロフィール作成

米国ビザ申請に必要なプロフィールを作成して下さい。

⑥学生ビザ申請料金の支払い

必ず支払う前に料金を確認してからビザ申請代金の支払いをして下さい。

⑦非移民ビザ電子申請フォーム(DS-160)の作成

DS-160とは、ビザの申請フォームになります。非移民ビザ電子申請フォームと呼び、これはオンラインで作成して送信できます。デジタル写真をアップロードする必要があるので事前に用意が必要になります。

⑧アメリカ大使館・領事館へ面接予約

面接予約をする際にはパスポートの番号、ビザ申請料金の支払い日とDS‐160の10桁の番号が必要です。

 

※面接予約はDS-160 を送信してから一定の時間以上の間隔が必要です。

⑩アメリカ大使館・領事館への面接の準備

ビザ面接の準備をしましょう。各種必要な書類を揃えて、面接に行く前に提出書類を確認して下さい。

⑪学生ビザ受領

アメリカ大使館・領事館での面接後14日以内に郵送で大使館よりビザ付のパスポートが送られてきます。

⑫出発

アメリカに入国をして留学生活スタート

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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