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アメリカの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!


アメリカの大学に留学をしたいけれど、大学の制度や入学要項がわからずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。ここではそのような人のために、アメリカの大学制度や入学要項、ランキング上位10校についてご紹介します。

カレッジと大学の違いについての2種類の定義

日本の大学にいくつかの種類があるように、アメリカの大学にも複数の種類があります。アメリカの大学は大きく分けると、カレッジとユニバーシティの2種類です。ここで注意しなければいけないのは、アメリカの大学制度においてカレッジには2つの意味があることです。

①単科大学=カレッジ

1つは学校の規模に関することで、アメリカでは、学部が一つしかない単科大学のことをカレッジと言うことがあります。それに対してユニバーシティは、大学の中に複数の学部が設置されている総合大学であることが特徴です。

 

大学院が設置されているかどうかによってカレッジとユニバーシティに分けられることもあり、一般的にカレッジには大学院は設置されていません。ユニバーシティは大学としての規模が大きい分、より細かく専門科された学問分野を勉強することができます。

 

アメリカにあるユニバーシティの中でも特に有名な大学の一つがハーバート大学で、英語でも「Harvard University」と書きます。アメリカ国内にある総合大学の中には、世界的にも高く評価されている学校が多くあり、アメリカの大学制度の中心となっています。

②2年生の大学=カレッジ

アメリカの大学制度において、カレッジにはもう一つの意味があります。それは、大学で教育を受ける期間によって、大学の種類を分類する方法によるものです。アメリカにおいてカレッジとは2年制の大学を意味することもあり、この場合には4年制の大学のことをユニバーシティと呼びます。

 

2年制の大学という意味で使用される場合、日本の大学制度における短期大学と同じような意味になりますが、日本の短大とアメリカのカレッジには大きな違いがあります。2年制大学としてのこの種類の大学の大きな特徴にあげられるのは、公立の学校が非常に多いことです。

 

公立の2年制大学のことを、アメリカの大学制度ではコミュニティカレッジと呼んでいます。コミュニティカレッジがアメリカの各地の自治体で作られているのは、地域住民に高度な教育を提供する教育機関が求められているからです。

 

コミュニティカレッジの運営は地元の自治体によっておこなわれているのが一般的で、運営のためにかかる費用も、住民の納める税金が使用されています。そのために、一般の4年制大学よりも安い費用で勉強ができるようになっています。

アメリカのコミュニティカレッジは安い?大学との学費の違い

コミュニティカレッジから大学に進学

アメリカの大学制度において、コミュニティカレッジは重要な役割があります。4年制大学に進学を考えている人の中にも、まずこうした学校で勉強をしてから、4年制の大学に編入することを希望する人が増えています。

 

コミュニティカレッジで勉強をする必要があるのは、アメリカの大学の教育レベルが高いことと大きく関係しています。いきなり4年制の大学に進学しても授業についていけないことも多いので、学力に自信のない人はまず地元の学校で勉強しているのが実情です。

 

コミュニティカレッジで勉強をすることで、アメリカ国内でも有名な4年制大学に進学しやすくなるメリットもあります。実際にアメリカのコミュニティカレッジの中には、特定の有名な4年制大学に毎年多くの学生を編入させているサンタモニカ・カレッジのような学校もあります。

 

アメリカのこうした学校の中には、大学進学コースの他に職業訓練のためのコースが設置されていることも多く、4年制大学に進学を希望しない人も勉強することができます。幅広い種類の職業訓練コースを設置している学校も多く、アメリカの大学制度における重要な教育機関の一つになっています。

アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットとは?人気コミカレ10校も!

アメリカの大学の入学要件①英語力

アメリカの大学に入学して勉強するためには、大学の入学要件を満たしている必要があります。どのような入学要件が決められているかは、入学したい大学によってそれぞれ違いがあります。一般的に名門大学と言われているようなレベルの高い大学ほど、入学要件も厳しくなっていることが多いです。

 

アメリカの大学で留学生の入学要件に課していることが多いのは、英語の語学力です。大学に入学しても英語でおこなわれる授業についていけないのでは意味がないことから、入学前に志望者の英語のレベルを事前に調査しています。留学生の入学要件として多くのアメリカの大学で採用しているのは、TOEFLのスコアです。TOEFLとは「Test Of English as a Foreign Language」のことで、英語を母国語としない人を対象にした英語の能力のテストです。

 

入学要件として必要なスコアは大学のレベルによって違いがあり、アメリカの大学の中でも特に難関校として有名な大学の場合には、100以上のスコアが必要になる場合も多いです。それほど難しい大学でなければ、入学要件として必要になるTOEFLのスコアも低くなることが多く、80点以上が入学要件になっている大学もあります。

アメリカの大学の入学要件②GPA

アメリカの大学に留学するための入学要件として、TOEFLのスコアとともに留学生が満たす必要があるのは、高校のGPAです。GPAとはGrade Point Averageのことで、各科目の成績を使用して計算された学生の成績評価値の平均値のことです。

 

どれくらいのGPAが入学要件のために必要となるかも大学によって違いがあり、レベルの高いアメリカの大学の場合には、GPAが3以上必要になる場合が多いです。それほどレベルの高くない大学ならば、2.5以上のGPWが入学要件となっている場合もあります。

 

TOEFLのスコアが高い学生であっても、高校の成績が悪ければ入りたい大学に合格できない場合もあるので、留学を将来考えている高校生は、高校時代からしっかりと勉強をしておいた方がおすすめです。

アメリカの大学の入学要件③SAT

アメリカの大学に留学するための入学要件にSATのスコアが必要になる場合もあり、SATとはScholastic Assessment Testのことです。アメリカの大学に進学を希望する人を対象としておこなわれている試験で、日本各地の会場でおこなわれている試験では、全国共通の試験が出題されています。
アメリカの大学に進学!日本との違い、コミカレからの編入、ランキングなど徹底解説。

アメリカの大学ランキング上位10校

アメリカの4年制大学の中には、専門機関が作成したランキングで高い評価を獲得している学校もあります。大学のランキングは作成している団体によって評価が大きく異なっていることがあり、何を一番評価するかによっても、ランキングの順位は違ってきます。

 

ここでは、CWURの世界ランキングを参考にして、アメリカの大学ランキング上位10校を紹介したいと思います。CWURとは、アラブ首長国連邦にある団体が公表している大学の世界ランキングで、学術研究や入試難易度を重視しているため、進学したい大学のレベルを知るには最適です。

1位 ハーバード大学

2021年から2022年の世界ランキングで、この団体がアメリカの大学トップ1に選んだのはハーバード大学です。ハーバード大学は、世界全体のランキングでもナンバー1になっています。ハーバード大学はアメリカのマサチューセッツ州にある大学で、アメリカの大学制度においても非常に重要な役割を果たしている大学です。ハーバード大学は日本の大学で言えば東京大学のようなイメージがありますが、私立の総合大学であるところが東京大学との大きな違いです。17世紀に設立された非常に長い歴史を持つ大学です。

Harvard University 公式HP

2位 マサチューセッツ工科大学

2021年から2022年のCWUR世界大学ランキングで、アメリカの大学第2位にランクしているのは、マサチューセッツ工科大学です。マサチューセッツ工科大学は、世界全体の順位でもベスト2に選ばれています。マサチューセッツ工科大学はアメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジにある、私立の工科大学です。大学が設立したのは19世紀半ばのことで、150年以上の長い歴史を持っている大学です。アメリカでも有数の名門大学と知られていて、これまでに多数のノーベル賞受賞者を輩出した大学としても有名です。受賞者の数は大学ランキング1位のハーバード大学を上回っています。QSというイギリスの団体が公表している大学ランキングでは、2013年から2021年までこの大学が世界ナンバーワンに選ばれています。

Massachusetts Institute of Technology 公式HP

3位 スタンフォード大学

CWURがアメリカの大学第3位に選んでいるのは、スタンフォード大学です。スタンフォード大学は世界全体でもナンバー3に選ばれています。スタンフォード大学はカリフォルニア州のスタンフォードにある私立の大学で、1891年に設立されました。シリコンバレーの中心地に校舎があります。

Stanford University 公式HP

4位 プリンストン大学

CWURが2021年から2022年のシーズンでアメリカの大学ベスト4に選んでいるのは、プリンストン大学です。プリンストン大学は世界レベルのランキングでも、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といったイギリスの有名大学に次いで、第6位にランキングしています。プリンストン大学は、アメリカのニューヨーク州にある私立の大学です。創立されたのは1746年で、250年以上の歴史がある学校です。この学校の学生数は、学部生がおよそ4800人程度で、大学院生は2000人程度です。アメリカ北東部にある有名な8つの私立大学の中でも、ベスト3に入る伝統を持っています。

Princeton University 公式HP

5位 コロンビア大学

CWURがアメリカの大学ベスト5に選んだのは、コロンビア大学です。コロンビア大学は世界全体のランキングでも第7位にランキングしています。コロンビア大学はニューヨーク州のニューヨークにあるアメリカの私立大学です。大学が設立されたのは1754年のことで、イギリスの植民地であった時代に設立されています。この大学が輩出したノーベル賞受賞者の数は100人を超え、アカデミー賞の受賞者も20人以上います。

Columbia University 公式HP

6位 シカゴ大学

CWURが2021年から2022年のランキングでアメリカの大学第6位に選んだのは、シカゴ大学です。世界全体では第8位の順位です。シカゴ大学はアメリカのイリノイ州シカゴにある私立の大学です。この大学の特徴としてあげられるのは、研究を重視していることです。ノーベル賞の授賞者も多く、これまでに100人以上の関係者が受賞しています。シカゴ大学は経済学の研究でも有名な大学で、この学校で教えている経済学にはシカゴ学派と呼ばれています。シカゴ学派の経済学は、アメリカの行政機関において、政策立案のために採用されることもあります。シカゴ大学のロー・スクールも全米で高く評価されています。

University of Chicago 公式HP

7位 ペンシルバニア大学

CWURがアメリカの大学ベスト7に選んだのは、ペンシルバニア大学です。世界全体でも第9位の大学に選ばれています。ペンシルバニア大学は、ペンシルベニア州のフィラデルフィアに所在する私立大学です。1740年に設立された非常に長い歴史を持つ大学で、アメリカ大学協会の創設時のメンバーの1校でもあります。大都市の中に校舎があり、研究を重視している大学院型の大学であることがこの学校の特徴です。

The University of Pennsylvania 公式HP

8位 イェール大学

2021年から2022年のランキングでCWURがアメリカの大学第8位に選んでいるのは、イェール大学です。世界全体では第10位に順位付けされています。イェール大学があるのは、コネチカット州のニューヘイブン市です。大学が設立されたのは1701年のことで、これまでにこの学校の卒業者の中から5人のアメリカ大統領が誕生しています。

Yale University 公式HP

9位 カリフォルニア工科大学

CWURがアメリカの大学ベスト9に選んだのは、カリフォルニア工科大学です。世界全体では第11位の順位です。カリフォルニア工科大学は、カリフォルニア州のロサンゼルス郡にある私立の工科大学です。アメリカ国内ではマサチューセッツ工科大学と並んで、工学と科学研究を専門にしている高いレベルの大学として知られています。英国の高等教育専門誌が選ぶランキングでは、1位に選ばれたこともあります。

California Institute of Technology 公式HP

10位 カリフォルニア大学バークレー校

CWURがアメリカの大学第10位に選んだのはカリフォルニア大学バークレー校です。数あるカリフォルニア大学の分校の中でも、このバークレー校が一番上位になっています。カリフォルニア大学はカリフォルニア州にある州立の大学で、このランキングの中で唯一10位以内に入った公立の大学です。

University of California, Berkeley 公式HP

州立大学のランキングは下記をご覧ください。

【アメリカ州立大学ランキング】トップ50校の特徴と授業料まとめ

まとめ

アメリカの大学の大学制度や、入学要件についてご紹介してきました。アメリカの大学は世界的にもレベルが高い大学が多く、CWURが選んだランキングでは上位10校のうち8校に、アメリカの大学が選ばれています。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

カウンセラーに質問

サンディエゴ留学が人気な理由。基本情報とメリット・デメリット完全ガイド


アメリカ西海岸の大都市であるサンディエゴは、日本人から人気な留学先の1つです。気候、文化、日本からのアクセス、食や交通、アクティビティなど様々な面で魅力を持つサンディエゴは、多様な語学学校とコミュニティカレッジが揃っています。こちらの記事では、そんな魅力的なサンディエゴ留学について、街の概要、年間費用、メリット、デメリット、おすすめの語学学校とコミュニティカレッジなどについて詳しくご紹介します。

サンディエゴの概要

サンディエゴはカリフォルニア州の南に位置する郡かつ都市であり、アメリカで8番目に大きな都市です。サンディエゴ郡には約334万人、サンディエゴ市としては約142万人が住んでいます。日本からは成田空港から週7便の直行便が出ているため、アクセスが良いのも特徴です。直行便の飛行時間は約10時間から11時間半程です。また、西海岸の他の都市を経由してアクセスすることもできます。
サンディエゴの人口比率は、白人が約47%、ヒスパニック・ラテン系が約33%、アジア系が約10%、アフリカ系アメリカ人が約5%、インディアンやハワイアンなどの先住民が約1%、その他約5%となっています。アメリカの他の地域と比べるとヒスパニック系が多く住んでおり、メキシコが近いということもあり、スペイン語を話す人が多くいます。

サンディエゴ留学の5つのメリット

メリット①年間を通して温暖で雨が少ない気候!

サンディエゴの気候は年間を通して温暖のため、とても過ごしやすい都市として人気があります。年間の最低気温は8度から18度の間で、最高気温は18度から25度ほどとなっています。また、サンディエゴは日照時間が日本より多く、雨が少ないのも特徴です。実際に、年間で雨が降る日は40日ほどとなっています。特に4月から10月の間が降水確率が一番低く、自然アクティビティなども踏まえると一番過ごしやすいシーズンです。一年を通して温暖で、夏の平均最高気温は25度程で冬でも日中は20度前後あるため、とても過ごしやすいのが嬉しいポイントです。

アメリカの気候を都市別に比較!アメリカ留学に適した都市は?

メリット②生活費が低めの大都市!

アメリカ留学は高費用な印象がありますが、サンディエゴ留学はアメリカの大都市ロサンゼルスやニューヨークと比べると比較的費用を抑えることができるのもメリットです。カリフォルニア州は全米でも物価が高いことで知られていますが、サンディエゴはロサンゼルスやサンフランシスコなど他のカリフォルニアの大都市よりも、生活費が11%から13%程安く、特に食費や家賃に違いが出ます。サンディエゴは、大都市という便利な環境下でできるだけ節約をしたい人には最適な場所であり、自炊をするなど生活の仕方次第で費用を抑えることができます。

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メリット③メキシコ文化やスペイン語を感じられる街!

サンディエゴはアメリカでも大都市の1つなので、国際式豊かな人種や文化、宗教が存在します。サンディエゴは元々スペインやメキシコ領であった歴史があるため、特にメキシコ文化やスペイン語を身近に感じることができます。メキシコ風の建築物も多く、スペイン語表記もたくさんあります。メキシコ料理店が豊富にあり、メキシコに関わるイベントが開催されるため、留学中にアメリカだけでなくメキシコ文化に触れることができます。スペイン語を話す人が多いため、そのような人たちと出会い、英語力を鍛えながら同時にスペイン語を学ぶことも可能です。

メリット④自然や観光など楽しみ方が豊富!

サンディエゴは、多様な娯楽の機会に恵まれているのも大きなメリットです。楽しみ方は人それぞれですが、ダウンタウンや都会のエリアでショッピングやカフェ巡り、美術館や芸術的な建築を満喫することも1つの楽しみ方です。自然に触れたい人は、ビーチや公園に行ってゆったりと時間を過ごしたり、自然アクティビティに参加することもできます。観光を思い切り楽しみたいという人は、ハリウッド映画のロストワールドやトップガンの舞台に足を運べ、動物園やレゴランドなどで休日を楽しむことができます。サンディエゴは、都会と自然を両方満喫できる魅力的な留学先です。

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メリット⑤移動しやすい街!

サンディエゴは、街の広さとしては規模が小さいため、移動が他の地域と比べて楽にできます。ショッピングモールやレストランなどは中心地に集まっており、電車が通っているため公共交通機関を利用して移動できます。ダウンタウンエリアの語学学校に通う際は、電車を利用して通学中から放課後の娯楽まで、移動に便利な生活ができます。サンディエゴ国際空港からダウンタウンまで10分ほどでアクセスできるのも魅力です。アメリカは車社会と言いますが、車がなくても市内を動き回れるため、車なしの留学生活を実現できます。

サンディエゴ留学の3つのデメリット

デメリット①四季を感じられない気候!

サンディエゴは、一年を通して温暖な気候なため、気候の変化を楽しみたい人は物足りなさを感じるかもしれません。雨が降る日も少ないため、基本的晴れで暖かい天気が一年の多くを占めています。そのため四季の変化を感じづらく、季節の変化を楽しめる日本で生まれ育った人は、違和感を感じる可能性があります。サンディエゴには一応四季はありますが、はっきりと変化しないため、基本的に夏と冬に分けられます。気温や天気の変化が著しくないため、服装の変化も激しくなくその点便利ですが、季節のファッション変化やイベントを楽しみたい人は、四季を感じられる地域に留学した方が満足できる可能性があります。

デメリット②日差しが強いため日焼け対策が必要!

サンディエゴは、一年のほとんどが晴れているため、日差しを感じる日が多くなるのも自然なことです。日本のように湿気が強くないため、空気が乾燥していると感じる人もおり、中には環境変化や肌に敏感な人は、乾燥と日差しの影響で肌に変化を感じる人もいます。特に紫外線を毎日浴びることで、肌に影響が出たり、精神的なストレスを感じることもあります。これらの問題を回避するには、日焼け止めを定期的に塗ることや、日焼けをしすぎないように肌を守る意識が必要です。留学生活の中で環境の変化には慣れる人が多いですが、スキンケアを意識することで健康的に生活できます。

デメリット③日本人が多い!

サンディエゴは、在住日本人、日本人留学生共に多いアメリカの都市の1つです。西海岸というアクセスの良さもあり、現地には日本人がたくさん住んでいるエリアもあります。そのため日本食レストランや日本食スーパーなどがあり便利な面もありますが、日本人コミュニティに留まってしまう留学生も中にはいます。日本人同士で仲良くなることは悪いことではないですが、いつも日本語で話し日本の文化に触れていたら、アメリカの文化や英語を学ぶ機会が少なくなってしまいます。せっかくアメリカに留学したのに英語力が全然伸びなかったということにもなりかねませんので、自分で問題解決する力を身につけ、日本の誘惑に流されないように意識することが大切です。

サンディエゴ留学の費用目安(1年間)

学費+滞在費+生活費

語学留学:400~900万円/年

コミュニティカレッジ:350~750万円/年

サンディエゴに留学する際にかかる費用は、円ドルのレートや語学留学と大学留学で変わってきますが、目安としては年間約430万円から900万円です。

授業料

語学留学の場合、学費がシーズンや期間で異なることもありますが、一年間で約180万円から240万円ほどかかります。大学(コミュニティカレッジ)に進学する場合は、学校や年間に履修する単位数にもよりますが、年間134万円前後かかります。

滞在費

滞在費は、ホームステイや寮、シェアハウスなどで金額が変わりますが、人気のホームステイで120万円から240万円、寮で100万円から360万円、シェアハウスで100万円から180万円程かかります。また治安や中心地へのアクセスの良さなどによっても滞在費は変わってきます。

生活費

他にも現地生活費は120万円から240万円程、海外旅行保険費用は18万円から24万円程かかかります。その他の留学費用で、航空券代が約9万円から12万円、入学金や空港送迎費、教科書代などの出費で3万円から5万円程かかります。

サンディエゴでおすすめの語学学校3選

①LSI サンディエゴ校


LSIは、グローバル展開する実績と経験を持つ語学学校です。こちらの学校は50年以上の英語教育の歴史を持ち、短期留学、長期留学どちらにも対応しています。一般英語コースはもちろん、T O E F L試験対策やケンブリッジ検定受験コースに加えて、ジュニアコースや社会人向けのコースを展開するなど、様々な人たちのニーズに応えるプログラムを用意しています。L S I
サンディエゴ校は、サンディエゴの中心地のビルの中に学校があるため、交通アクセスも良く、なんと海岸へも歩いていける距離にあります。そのため、留学中に中心エリアで買い物や食事を楽しんだり、気軽にビーチに遊びに行けます。学校内には無料Wi-Fiはコンピューター室があり、英語を学習するために利用できます。

LSI(ニューヨーク校)

②UCSD付属語学学校


カリフォルニアの名門大学の1つでもあるカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)附属の語学コースも、英語を効果的に学べるためおすすめです。こちらの大学は、理系学部が高く評価されており全米5位にランクインしているため、学力レベルの高い生徒が集まる学校です。大学の規模が大きく、生徒数は約40000人、東京ドーム約100個分の敷地面積を持っています。高級住宅エリアに大学があるためサンディエゴの中でも治安がとても良く、病院が校内にあるなど、安心して過ごせる環境が整っています。人気のConversation and Fluencyコースの他にもT E F LコースやI Tコース、ビジネスコースなど様々なプログラムがあり、現地の大学生から英語を教えてもらう機会を得ることもできます。

UCSD付属語学学校(カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンション)

③CELサンディエゴ校


C E L サンディエゴ校も、おすすめの語学学校の1つです。こちらの学校は、サンディエゴのダウタウンとパシフィックビーチに校舎があり、一クラス10人程の少人数制授業を展開しています。校長先生がドイツ人ということもあり、ヨーロッパの学生が多いのも大きな特徴です。アジア人比率が他の語学学校よりも低いため、留学中はより国際式豊かな環境で勉強ができます。週20レッスンのインテンシブコース、週24レッスンのインテンシブプラスコース、週30レッスンのスーパーインテンシブコースの3つの英語コースを提供しています。他にも、T O E F L対策やプライベートレッスン、カレッジパスウェイプログラム、インターンシップなど多様なオプションが魅力です。

CELサンディエゴ(カレッジ オブ イングリッシュ ランゲージ サンディエゴ)

サンディエゴでおすすめのコミュニティカレッジ2選

①Grossmont College


Grossmont Collegeは、サンディエゴ市外のエルカホンにあるコミュニティカレッジで、ダウンラウンまで車で約20分の場所にキャンパスがあります。ビーチまでも車で25分ほどでアクセスできます。キャンパス周辺には、スーパーや銀行、郵便局、レストランが揃っているため、留学中は徒歩で必要なものを手に入れられます。また、バスと路面電車を利用してダウンタウンに行くこともできるため、車が必要不可欠な環境ではありません。コミカレ卒業後の大学編入のパスウェイがあり、U C S DやS D S Uに編入する生徒が多いです。留学生用オフィスがあるため、アカデミックカウンセリングやサポートが充実しているのもポイントです。

Grossmont College(グロスモントカレッジ)

②San Diego Mesa College


San Diego Mesa Collegeは、サンディエゴ市の住みやすいエリアにあるコミュニティカレッジです。キャンパス周辺には日常生活をする上で必要なものが手に入るスーパーや薬局があり、日本食も揃えることができます。こちらの学校はアカデミックサポートや編入システムが構築されており、エッセイや書類の添削、授業履修スケジュールなどを計画してくれます。大学編入を実現する生徒が多く、州内に限らずテキサス州など州外の大学への編入も可能です。課外活動やクラブ活動の機会も豊富で、勉強だけでなく現地の人と交流したり、文化を学ぶために活用できます。日本人留学生が少ないため、英語力を効果的に伸ばしやすい環境なのも魅力です。

San Diego Mesa College(サンディエゴ・メサ・カレッジ)

まとめ

サンディエゴは、文化、言語、観光、自然など様々な魅力が詰まった街です。サンディエゴを留学先として選ぶメリットと知っておきたいデメリット、平均的な費用、おすすめの語学学校とコミカレなど、今回ご紹介した情報をサンディエゴ留学の準備に是非活用してみてください。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

カウンセラーに質問

【ワシントン州のコミュニティカレッジ20選】各校の特徴を紹介


アメリカ西海岸のワシントン州に日本から留学したいけれど、どこのコミュニティカレッジに入学すればよいかわからずに、迷っている人もいるのではないでしょうか。ここでは、そのような人のために、ワシントン州にあるコミュニティカレッジを、合計で20校紹介します。

ベルビューカレッジ(Bellevue College)


アメリカのワシントン州にあるコミュニティカレッジの中でも、特に有名な学校の一つがベルビューカレッジ(Bellevue College)です。このコミュニティカレッジの大きな特徴としてあげられるのは、州内でも特に多くの学生が勉強していることです。およそ13,000人程度の学生が在籍して、日夜勉強に励んでいます。

 

この学校はアメリカ全土でも有名なコミュニティカレッジとして知られていて、有名な雑誌でアメリカのコミュニティカレッジベスト10に選ばれたこともあります。授業料は1年あたり9687ドルです。シアトルからも近い場所にあります。

Bellevue College(ベルヴュー・カレッジ)

ベリングハムテクニカルカレッジ(Bellingham Technical College)


ワシントン州には、ベリングハムテクニカルカレッジ(Bellingham Technical College)というコミュニティカレッジもあり、この学校の特徴にあげられるのは仕事を見つける上で役立つさまざまな技術を学べることです。ものづくりの技術やITの技術も学ぶことができます。漁業や看護に関する技術なども、このコミュニティカレッジでは学ぶことができます。この学校で勉強するために必要な学費は1年あたり8,000ドル程度です。

Bellingham Technical College

クラークカレッジ(Clark College)


アメリカのワシントン州には、クラークカレッジ(Clark College)というコミュニティカレッジもあります。このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、学校の規模が大きいことです。全部で10,000人程度の学生が勉強しています。

 

幅広い種類の学問を学べることもこのコミュニティカレッジの特徴になっていて、製品製造についての技術や機械に関する技術なども学ぶことができます。ヘルスケアに関することも勉強できるコミュニティカレッジです。このコミュニティカレッジに留学する場合、1年間あたり必要となる学費は、11,000ドル程度です。

Clark College(クラークカレッジ)

クローバーパークテクニカルカレッジ(Clover Park Technical College)


ワシントン州にはクローバーパークテクニカルカレッジ(Clover Park Technical College)というコミュニティカレッジもあり、このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、各産業で使用されている技術に関するさまざまなことを学べることです。

 

高度な製造業についての技術もこの学校では学ぶことができます。ロボットによる自動化された製品製造技術なども、このコミュニティカレッジでは学べます。この学校で学ぶために必要な学費は、1年あたり12,000ドル程度です。

Clover Park Technical College

エドモンズカレッジ(Edmonds College)


アメリカのワシントン州には、エドモンズカレッジ(Edmonds College)というコミュニティカレッジもあります。このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、4年制の学士課程もあることです。ホスピタリティ科は4年制の学士課程の中でも特に人気があり、カリキュラムにはインターンシップもあります。

 

高校卒業資格取得プログラムを実施していることもこのコミュニティカレッジの特徴で、16歳から30歳ごろまでの学生が一緒に勉強しています。60歳の学生も高校卒業資格取得のために勉強できる学校です。キャンパス内にゴルフコースが設置されていることも、この学校の特徴になっています。この学校の授業料は1年あたり9680.70ドルで、教材費は1200ドル程度です。

Edmonds College

コロンビアベイシンカレッジ(Columbia Basin College)


ワシントン州にはコロンビアベイシンカレッジ(Columbia Basin College)というコミュニティカレッジもあり、このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、生徒数が6,000人程度の中規模の学校であることです。社会科学や行動科学を学ぶことができるのもこの学校の特徴です。この学校の学費は1年あたり8,000ドル程度です。

Columbia Basin College

エバレットコミュニティカレッジ(Everett Community College)


ワシントン州には、エバレットコミュニティカレッジ(Everett Community College)という学校もあります。このコミュニティカレッジの大きな特徴にあげられるのは、学生が生活することができる寮が設置されていることです。学生のための寮はコミュニティカレッジのキャンパス内にあります。アパートスタイルの暮らしやすい学生寮です。学生寮で生活せずに、地元の一般家庭にホームステイして勉強することもできます。

 

この学校のもう1つの特徴は、英会話のパートナーを手配してもらえることです。英会話の上達にも役立つサービスです。チューター制度が充実していることもこのコミュニティカレッジの特徴です。この学校で勉強するのに必要な授業料と諸経費を合わせると、1年あたり9342ドルになります。

Everett Community College(エバレット・コミュニティカレッジ)

グレイズハーバーカレッジ(Grays Harbor College)


ワシントン州には、グレイズハーバーカレッジ(Grays Harbor College)というコミュニティカレッジもあり、この学校の特徴は、生徒数が2,000人ほどの小規模の学校であることです。プレカレッジクラスなどで学ぶことができます。この学校の学費は1年あたり9,000ドル程度です。

Grays Harbor College

グリーンリバーカレッジ(Green River College)


グリーンリバーカレッジ(Green River College)も、ワシントン州にある日本人が留学できるコミュニティカレッジです。このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、無料の補習制度があることです。時間をかけてしっかりと勉強ができる学校です。

 

学生のための寮があることもこのコミュニティカレッジの特徴になっていて、学校のキャンパス内に4人一組で生活することができるアパートメントがあります。キッチンやリビングは共同ですが、寝室はそれぞれ独立しているので、学生はプライベートな空間を確保できます。

 

キャンパス内外で各種のアクティビティが開催されていることも、この学校の特徴です。このコミュニティカレッジの授業料は、1年あたり10,350ドルです。

Green River College(グリーンリバーカレッジ)

ハイラインカレッジ(Highline College)


ハイラインカレッジ(Highline College)もワシントン州にあるコミュニティカレッジの一つで、ワシントン州にあるコミュニティカレッジの中では中規模の学校であることが、この学校の特徴になっています。生徒数は6,000人ほどです。学費が安いこともこの学校の特徴で、1年間あたり4,000ドル程度です。

Highline College

ノースシアトルカレッジ(North Seattle College)


ノースシアトルカレッジ(North Seattle College)も、ワシントン州にあるコミュニティカレッジです。この学校の特徴としてあげられるのは、通常の授業以外に個人補習もしてくれることです。生徒はマルチメディアコンピュータラボという施設を利用することもでき、自分で勉強を進めることもできます。

 

アットホームな雰囲気を持っていることも、このコミュニティカレッジの特徴になっています。シアトルからは北側の方角にあり、車があれば15分ほどでシアトルに行けます。職業訓練コースや、4年制大学への編入コースなど、さまざまなコースが設置されていることもこのコミュニティカレッジの特徴です。4年制大学の卒業資格が得られるインターナショナルビジネスというプログラムがあることも、この学校の特徴です。

 

このコミュニティカレッジの授業料は年間9948ドルで、その他に555ドルの学内施設利用料も必要です。

North Seattle College(ノースシアトルカレッジ)

オリンピックカレッジ(Olympic College)


ワシントン州には、オリンピックカレッジ(Olympic College)というコミュニティカレッジもあり、生徒数が8000人程度の規模が大きめの学校であることが特徴です。学費や安めなこともこの学校の特徴で、1年あたり6,000ドル程度です。

Olympic College

シアトルセントラルカレッジ(Seattle Central College)


シアトルセントラルカレッジ(Seattle Central College)は、シアトルのダウンタウンにあるコミュニティカレッジです。このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、キャンパス内にトランスファーセンターが設置されていることです。4年制大学に編入したい時には、このトランスファーセンターで相談ができます。

 

有利な条件で編入しやすい提携大学が充実していることも、このコミュニティカレッジの特徴です。長期間にわたって外国からの留学生を受け入れている実績があることも、このコミュニティカレッジの特徴です。留学生をしっかりとサポートできる体制が整っています。

 

この学校の授業料は1年あたり9,948ドルで、学内施設利用料は年間555ドルです。

Seattle Central College(シアトルセントラルカレッジ)

ショアラインコミュニティカレッジ(Shoreline Community College)


ワシントン州にはショアラインコミュニティカレッジ(Shoreline Community College)という学校もあり、このコミュニティカレッジの特徴は、20年近くにわたってオンライン教育もおこなっていることです。

 

キャンパス内には生徒が生活できる施設もあります。この学校の学費は1年あたり7,000ドル程度です。

Shoreline Community College( ショアラインコミュニティカレッジ)

スポケーンコミュニティカレッジ(Spokane Community College)


ワシントン州にある主要なコミュニティカレッジの一つが、スポケーンコミュニティカレッジ(Spokane Community College)です。この学校の特徴としてあげられるのは、生徒の数が多いことです。1万人程度の学生が在籍して、キャンパス内で勉強しています。

 

さまざま分野の教育が受けられることも、このコミュニティカレッジの特徴になっていて、パブリックサービスに関する教育も受けることができます。ヘルスケアの教育も、このコミュニティカレッジではおこなっています。その他に、ビジネスに関連した教育もおこなっていて、文化や芸術についても学ぶことができます。

 

このコミュニティカレッジは学費が安いことも特徴になっていて、年間の学費は5,000ドル程度です。

Spokane Community College

スポケーンフォールズコミュニティカレッジ(Spokane Falls Community College)


スポケーンフォールズコミュニティカレッジ(Spokane Falls Community College)という学校もワシントン州にはあり、教育学や社会学などを学べるのがこの学校の特徴です。健康やビジネスに関する教育も受けられます。科学技術やエンジニアリングについても学べる学校です。

 

この学校の学費は安く、年間5,000ドル程度です。

Spokane Falls Community College

サウスシアトルカレッジ(South Seattle College)


サウスシアトルカレッジ(South Seattle College)は、ワシントン州最大の都市であるシアトルにあるコミュニティカレッジです。シアトルの中でも景観がきれいないことで知られる、ウエストシアトル地区に校舎があります。このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、学生が勉強するための設備が充実していることです。

 

図書館やコンピューターラボの他に、フィットネスセンターなどもあります。キャンパス内には各種のお店も設置されていて、学生が食事ができるカフェテリアなどがあり、レストランも利用できます。

 

英語力が十分でない人も留学しやすいこともこの学校の特徴になっていて、学校の授業を理解するための英語力が足りないと判断された場合には、付属の語学学校から英語の勉強を始めることも可能です。

 

この学校の授業料は1年あたり9948ドルで、学内施設利用料は555ドルです。

South Seattle College(サウスシアトルカレッジ)

ワラワラコミュニティカレッジ(Walla Walla Community College)


ワシントン州にはワラワラコミュニティカレッジ(Walla Walla Community College)という学校もあり、生徒数5000人程度の中規模の学校であることが特徴です、この学校の学費は1年あたり6,000ドル程度です。

Walla Walla Community Colleg(ワラ・ワラ・コミュニティ・カレッジ)

タコマコミュニティカレッジ(Tacoma Community College)


このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、留学生が勉強をしやすい環境が整っていることです。

 

キャンパス内にはグループ学習室も設置されているので、クラスメイトと一緒に自習することもできます。チューターリングセンターもキャンパス内に設置されているので、大学生活に関することを気軽に相談することもできます。キャンパス内にはカフェテリアもあるので、学内で飲食をすることも可能です。

 

このコミュニティカレッジで勉強するために必要となる授業料は、1年あたり9,640ドルです。教材費は年間1,500ドル程度必用です。

Tacoma Community College

ワッカムコミュニティカレッジ(Whatcom Community College)


このコミュニティカレッジの特徴としてあげられるのは、さまざまなタイプの施設が校舎内に数多くあることです。オルカ・セントラルという学生をサポートするための施設もあります。この学校の学費は1年あたり13,000ドル程度です。

Whatcom Community College(ワットコム・コミュニティカレッジ)

まとめ

ワシントン州にあるコミュニティカレッジを、あわせて20校紹介してきました。それぞれの学校には独自の個性があるので、これからワシントン州に留学を考えている人は、自分の目的に合わせて留学先を決めることができます。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

カウンセラーに質問

アメリカの学生ビザ(F1ビザ)を取得する流れ、必要書類、費用


学生ビザは移民局が定めた条件以上にアメリカの大学・専門学校・語学学校で留学する際に必要です。

学生ビザについて

 

アメリカ留学で週18時間以上のフルタイムの授業を受講される方は、アメリカに滞在する期間に関係なく学生ビザ(Student Visa F-1)の取得が必要になります。

 

申請には時間を要しますのである程度余裕を持っての申請がお勧めです。

 

※移民法については随時変更になりますので、最新の情報についてはアメリカ大使館のウエブサイトを確認して下さい。

アメリカ大使館

1週間18時間未満のパートタイムの授業を短期間(90日未満)受講される方は、ビザ免除プログラム(ESTA)を利用してアメリカ留学が出来ますので、学生ビザの申請は必要ありません。

 

しかし、ビザ免除プログラム(ESTA)で90日以上のアメリカ留学はできませんので予め確認して下さい。

 

ビザ免除プログラムでアメリカに入国される場合は、アメリカに入国するまでに大使館ウエブサイトで申請が必要です。21ドルの申請代金が必要です。

学生ビザ申請に必要な書類

学生ビザを申請する前にアメリカ大使館に提出する書類等を集めておかなければなりません。

学生ビザ必要書類リスト

I-20(入学許可書)

学校より入学が許可されれば、学校よりI-20が送られてきます。入国の際や現地での身分証明書の一つになりますので大切に保管しておいてください。

パスポート

有効期限が切れていない有効なパスポートと過去10年間に保持していたパスポート。

SEVIS費用支払い確認書

学生ビザを申請する方はビザ申請料金とは別にSEVIS費用を支払う必要があります。支払方法はクレジットカードもしくは米 国ドル建ての小切手です。支払を済まされますとウエブサイト上で確認書が表示されますのでプリントアウトを必ずしましょう。

DS‐160ビザ申請書

DS-160hはウエブサイト上で入録していただき完成後オンラインで送信します。送信後に表示される個人情報等の確認画面は 必ず必要となりますのでプリントアウトをしてアメリカ大使館・領事館での面接の際に提出して下さい。

カラー写真

ビザ申請者の顔がくっきり見えるデジタル画像。DS-160 を申請する際に必ずデジタル写真が必要となります.

申請料金の支払い

ビザ申請料金の支払方法はクレジットカード決済、オンラインバンキングもしくはATMから支払いが可能です。

警察証明もしくは裁判記録

過去に裁判や犯罪歴がある場合に必要となります。警察署や裁判所に問い合わせて必要書類を大使館に提出して下さい。

財政証明

銀行もしくは郵便局が発行している預金残高証明書(英文)やアメリカ留学の費用が賄える事が証明できる物の準備が必要です。もし、長期間にわ たりアメリカ留学される方はI-20に表記されている留学費用が賄えるだけの財政証明書が必要です。

 

※必ず英文でなければなりません。

成績証明書

過去5年以下の最終学歴の成績証明書の準備が必要です。学校に問い合わせて英文で作成してもらう必要があります。

面接予約(証明書)

ウエブサイト上でアメリカ大使館・領事館での予約面接を取り終えた後、面接予約確認証明書が表示されますので印刷をしましょう。

学生ビザ取得までの流れ(学校の入学手続きから大使館でのビザ面接まで)

①学校申込書を学校に送る

大学・カレッジ・専門学校・語学学校の学校申込書を手に入れて、郵送、FAXまたは電子メールで学校に送りましょう

②学校に留学に必要な書類を送る

学校申し込み後、学校から提出書類や次のプロセスについての指示がきます。

③申込学校からI-20(学校入学許可書)を取得する。そしてその記載事項の確認をする

学校が必要書類等を確認するとI-20(入学許可書)が手元に届くので確認します。

 

※届いたI-20は必ず氏名、生年月日等の重要項目は確認して下さい。

④SEVIS費用の支払い

学生ビザを申請する場合、学生ビザ申請料金とは別に、SEVIS費を支払う必要があります。

 

支払いが終われば領収書がインターネットまたは郵送で受け取ります。面接時にSEVIS費の領収書は必要となります。

④ビザ申請に必要な書類を用意する

ビザ申請に必要な書類等は必ず余裕をもって用意して下さい。

⑤オンラインでプロフィール作成

米国ビザ申請に必要なプロフィールを作成して下さい。

⑥学生ビザ申請料金の支払い

必ず支払う前に料金を確認してからビザ申請代金の支払いをして下さい。

⑦非移民ビザ電子申請フォーム(DS-160)の作成

DS-160とは、ビザの申請フォームになります。非移民ビザ電子申請フォームと呼び、これはオンラインで作成して送信できます。デジタル写真をアップロードする必要があるので事前に用意が必要になります。

⑧アメリカ大使館・領事館へ面接予約

面接予約をする際にはパスポートの番号、ビザ申請料金の支払い日とDS‐160の10桁の番号が必要です。

 

※面接予約はDS-160 を送信してから一定の時間以上の間隔が必要です。

⑩アメリカ大使館・領事館への面接の準備

ビザ面接の準備をしましょう。各種必要な書類を揃えて、面接に行く前に提出書類を確認して下さい。

⑪学生ビザ受領

アメリカ大使館・領事館での面接後14日以内に郵送で大使館よりビザ付のパスポートが送られてきます。

⑫出発

アメリカに入国をして留学生活スタート

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

カウンセラーに質問

アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットとは?人気コミカレ10校も!

アメリカのコミュニティカレッジに留学したいけれど、どのようなメリットがあって、どこの学校が人気であるか知らないため、不安に感じている人もいるかもしれません。ここではそのような人のために、アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットや、人気のある学校について詳しくご紹介します。

 

お時間がない方向けに3分の動画に内容をまとめておりますのでこちらもぜひご覧ください。

コミュニティカレッジの概要

コミュニティカレッジはアメリカ国内に数多くある高等教育機関です。アメリカ以外には隣りのカナダにも多くのコミュニティカレッジがあります。

カナダでコミュニティカレッジ留学!費用や進学方法は?

4年制大学と比較した時の、コミュニティカレッジの大きな特徴としてあげられるのは、就学期間が2年間にできることです。ただし、英語力や授業の取り方によっては2年以上かかることもあり留学生は2年以上かかることが多いですのが実情です。修学期間だけでいえば日本の短期大学に似ていますが、日本の短期大学とアメリカのコミュニティカレッジは全く別のものです。

 

コミュニティカレッジは基本的に、その学校がある地域の自治体によって運営されている公立の学校です。地域に住んでいる住民に、高いレベルの教育を提供するための教育機関として、コミュニティカレッジは運営されています。

 

その地域、また世界各国から幅広い年齢層の方達が集まり、同じ教室で勉強をします。大学生となると10代後半から20代前半の生徒を思い浮かべるかと思いますが、コミュニティーカレッジでは30代以上の方が約20%を占めるような学校もあります。年齢を問わず、多様な方たちと知り合えるというのも特徴です。

 

地域に住んでいる人が誰でも気軽に高いレベルの教育を受けられることが、コミュニティカレッジの魅力になっています。

コミュニティカレッジの5つのメリット


アメリカのコミュニティカレッジに留学して勉強することは、数多くのメリットがあります。

①大学に比べて授業料が安い

コミュニティカレッジのメリットの一つとしてあげられるのは、授業料が安めになっていることです。アメリカにある4年制大学の授業料と比較しても、1年間あたりの学費が安い学校が多いです。

 

4年制大学の学費の半額以下の年間授業料で授業を受けられる学校もあるため、あまりお金を使わずにアメリカに留学したい人にもメリットが大きい方法です。

アメリカのコミュニティカレッジは安い?大学との学費の違い

②入学の英語要件が大学よりは低い

日本人でも入学しやすいことも、アメリカのコミュニティカレッジのメリットになっています。アメリカにある高等教育機関に日本人が入学を希望する場合には、一定以上の英語の語学力があることが求められ、4年制大学に入学を希望する人は高度な英語の語学力が必要になります。

 

そのために、英語力に自信がない人は、まず日本で十分に英語の能力を鍛えてからでないと、入学できない場合も多いです。

 

ですが、アメリカのコミュニティカレッジは、4年制大学よりも入学希望者に高度な英語能力を求めていないことも多いので、英語力に自信がない人でも入学しやすくなっています。

コミュニティカレッジの入学要件はTOEFL45点以上が目安。

③幅広い科目を学べる

幅広い種類のコースが設置されていることも、アメリカのコミュニティカレッジのメリットです。職業訓練のためのコースなどもあるので、英語を学びながら働くための知識も一緒に学ぶことができます。

 

アメリカのコミュニティカレッジで学習できる専門分野は非常に多く、規模の大きいコミュニティカレッジほどさまざまなコースが設置されています。そのために、日本からの留学生にとっては、自分の勉強したいことが学べるコースがあるコミュニティカレッジを探して、入学できるメリットがあります。

 

アメリカのコミュニティカレッジで学べる科目の中でも、日本人留学生に人気が高いのはビジネスや経営について学ぶことができる科目です。ビジネスの世界でよく使用される英単語なども一緒に学習できることが、日本人留学生にとってはメリットになっています。

 

科学の科目を専門に教えるコースを設置しているコミュニティカレッジもアメリカには多く、理系の学生が勉強しやすいというメリットもあります。絵画や音楽など、芸術系の科目を学ぶことができるコミュニティカレッジもあります。

④4年制大学に編入できる

本人の努力次第では、さらに上級の学校で勉強ができる可能性があることも、アメリカのコミュニティカレッジで勉強するメリットです。

 

アメリカのコミュニティカレッジには、4年制大学へ進学を希望する人のためのコースが設置されている場合もあり、こうしたコースで2年間しっかりと勉強して英語の能力を向上させれば、卒業後にアメリカの大学に入学できる可能性もあります。

 

実際に、アメリカのコミュニティカレッジの中には、アメリカの有名な大学に多くの入学者を輩出している学校もあります。アメリカの4年制大学に入学したいけれど、英語の実力がまだ十分でないので、他の場所で英語の勉強をしたいと考えている日本人の留学生にとっても、アメリカのコミュニティカレッジはメリットのある学校です。

 

入学を希望している特定のアメリカの大学がある留学生の場合には、その大学に多くの学生を編入させたことがある実績があるコミュニティカレッジを選んで入学する方法もおすすめです。

 

アメリカのコミュニティカレッジの中には、4年制大学へ進学しやすい環境が非常に整っている学校もあるので、日本人でも進学しやすくなっています。

アメリカ留学するならコミュニティカレッジから大学編入がおすすめ

⑤世界各国の友達がたくさんできる

さまざまな人と知り合いになれることも、アメリカのコミュティカレッジに通うことのメリットです。コミュニティカレッジがある地域に住んでいる、アメリカ人の地元の若者とも友達になることができます。

 

コミュニティカレッジでは地域に住む幅広い世代の人が勉強しているので、若いアメリカ人だけでなく年輩のアメリカ人とも親しい関係を築けることも、アメリカのコミュニティカレッジならではのメリットと言えます。

 

国籍の違うさまざまな世代の人と英語でコミュニケーションをとることにより、日本では経験することができないような多くの経験をすることができます。

 

アメリカのコミュニティカレッジには、アメリカ人以外の知り合いも作れるというメリットもあります。アメリカのコミュニティカレッジには、日本だけでなく、世界各国から留学生が多く集まっているからです。

 

アメリカのコミュニティカレッジに、世界各国から来た多くの留学生がいるのは、留学生を積極的に受け入れているコミュニティカレッジが多いこととも大きく関係しています。日本やアメリカ以外の国から留学とも英語でコミュニケーションができるので、さまざまな国の人と友達になれます。

コミュニティカレッジの2つのデメリット

アメリカのコミュニティカレッジには、メリットだけでなくデメリットもいくつかあります。

①学生寮はない場合が多い

アメリカにある多くのコミュニティカレッジに共通するデメリットとしてあげられるのは、通学をするための住居を自分で見つけなければいけない場合が多いことです。基本的に地元の人を対象にして教えている学校であるために、外国からの留学生が生活できるような学生寮がキャンパス内やキャンパスの近くに設置されていることは少なくなっています。

 

日本からの留学生が学生寮のないアメリカのコミュニティカレッジに通いたい場合には、アパートを自分で借りる方法の他に、地元の家庭にホームステイしながら通学するという方法もあります。

 

この方法で勉強をするメリットとしてあげられるのは、学校だけでなく自宅でも英会話のコミュニケーションができることです。英語力を短期間で上達させたい人にとっても、ホームステイは有利な方法です。

 

ホームステイは留学エージェントを通じて手配することも可能です。

②ある程度の英語力がないと現地学生と同じペースで単位を取得するのが難しい

語学学校とは違い、現地の学生と同じクラスを取ることになるため、ある程度の英語力がないと授業についていくことが難しくなり、単位が取得できません。その対策として、語学学校でしっかり英語力を伸ばしてから入学することをおすすめします。

コミュティカレッジ留学に必要な費用の概算


日本人がアメリカのコミュティカレッジに留学したい場合、留学前にしっかりと確認しておかなければいけないのは、留学のために必要となる費用の概算です。

①授業料は140~200万円/年

アメリカのコミュニティカレッジで勉強するために必ず必要になる費用の一つは、学校に支払う授業料です。授業料は1年ごとに決められているのが一般的で、学校によってばらつきがあります。

 

アメリカのコミュニティカレッジの年間授業料の平均は10,000ドルから15,000ドル程度の料金です。これを日本円で換算すると、為替相場によっても違いがありますが、140万円から200万円程度の費用になります。

②施設利用費および教材費は15万円/年

アメリカのコミュニティカレッジで勉強するためには、施設利用費や教材費なども支払う必要があり、日本円に換算すると1年あたり15万円程度の費用がかかります。

③生活費は250~300万円/年

上記の費用以外にも、アメリカのコミュニティカレッジに留学するために必要な費用は多く、現地での生活費も必要です。節約して生活しても、アメリカでの生活費は1年間あたり日本円で250万円以上必要になります。保険料や交通費なども合計すると、概算で1年あたり300万円程度の費用が必要になる場合が多いです。

アメリカのコミュニティカレッジの出願から卒業までにかかる費用

コミュニティカレッジに入学するための英語要件はTOEFL60点以上

アメリカのコミュニティカレッジは、基本的に勉強をしたい人が誰でも学べるようになっています。これはアメリカのコミュニティカレッジが、基本的に地域の人たちのために作られていることと大きく関係しています。

 

ですが、日本人などの海外から入学する留学生の場合には、地元の人とは違った入学の要件が必要になることが多いです。海外からの留学生が入学するための要件として、多くのコミュニティカレッジで採用されているのが、留学生の英語能力です。

 

地元の人ならば当然英語を使用できるので、こうした要件をつける必要はないのですが、海外からの留学生は英語を十分に話せない人も多いために、こうした要件があらかじめ決められています。

 

アメリカのコミュニティカレッジに入学するために必要となるのは、学校でおこなわれる授業についていくことができる程度の英語力です。留学生の英語力を判断する基準となっているのがTOFELのスコアで、TOFELのスコアが一定以上でない留学生は、コミュニティカレッジに入学できない場合があります。

 

どれくらいのスコアが必要になるかは、入学するコミュニティカレッジによってそれぞれ違いがありますが、基本的にはTOEFL60点以上が必要です。一方で、中には英語力不問としているコミュニティカレッジも存在します。

人気のあるコミュニティカレッジ10校


最後にここからは、アメリカで人気のあるコミュニティカレッジを10校紹介したいと思います。

①グレンデールコミュニティカレッジ

1校目の人気校として紹介するのは、カリフォルニア州にあるグレンデールコミュニティカレッジです。治安が良い場所にあり、ロサンゼルスからも車で10分程度の距離です。

Glendale Community College(グレンデール・コミュニティカレッジ)

②サンタモニカカレッジ

サンタモニカカレッジもカリフォルニア州にある人気のコミュニティカレッジです。サンタモニカはアメリカ国内でも観光地として人気のある地域で、学校の近辺にも商業施設が多くあります。

サンタモニカカレッジ

③カレッジ・オブ・ザ・デザート

カレッジ・オブ・ザ・デザートもカリフォルニア州にある人気のコミュニティカレッジで、州内のパームデザートにあります。この街ではスポーツの大会や映画祭なども開催されています。

College of the Desert(カレッジ・オブ・ザ・デザート)

④デアンザ&フットヒルカレッジ

カリフォルニア州にはディアンザカレッジという人気のコミュニティカレッジもあり、州内のクパチーノという地域にあります。クパチーノは規模の小さい街ですが、Appleなど世界的に有名な企業の本社が多くあることで有名です。

De Anza College / Foothill College(デアンザ&フットヒルカレッジ)

⑤フットヒルカレッジ

5校目の人気校として紹介できるのはフットヒルカレッジで、カリフォルニア州のロスアルトスヒルズに校舎があるコミュニティカレッジです。治安が非常に良い地域で、裕福な人が多く生活している地域として知られています。

Foothill College

⑥ステートテクニカルカレッジ・オブ・ミズーリ

アメリカで人気のある6校目のコミュニティカレッジとして紹介できるのは、ステートテクニカルカレッジ・オブ・ミズーリです。このコミュニティカレッジがあるのは、アメリカミズーリ州のリンという地域です。

State Technical College of Missouri

⑦カレッジ・オブ・サンマテオ

カレッジ・オブ・サンマテオというコミュニティカレッジもアメリカでは人気があり、このコミュニティカレッジがあるのは、カリフォルニア州のサンマテオです。

College of San Mateo(カレッジ・オブ・サンマテオ)

⑧ラスポジータスカレッジ

ラスポジータスカレッジもアメリカで人気のあるコミュニティカレッジの1つで、学校の校舎はカリフォルニア州のリバモアにあります。リバモアは州内のアラメダ郡にある都市で、サンフランシスコから東に60キロほど離れた場所にあります。千葉県の四街道市と姉妹都市の提携をしています。

Las Positas College

⑨オレンジコーストカレッジ

オレンジコーストカレッジもアメリカで人気のあるコミュニティカレッジで、学校の校舎はカリフォルニア州のコスタメサにあります。コスタメサは州内の南部にある都市で、ショッピングセンターなどの商業施設もあります。

Orange Coast College(オレンジコースト・カレッジ)

⑩ココニノコミュニティカレッジ

10校目の人気コミュニティカレッジとして紹介できるのは、ココニノコミュニティカレッジです。このコミュニティカレッジがあるのはアリゾナ州のフラッグスタッフという都市です。州北部にある州内の中心都市で、冥王星を発見した天文台などもあります。

Coconino Community College

なお、留学生が多いコミュニティカレッジの一覧を以下でご紹介しております。

アメリカのコミュニティカレッジ留学生数ランキングTOP10

まとめ

アメリカにあるコミュニティカレッジの概要やメリットについて紹介してきました。アメリカのコミュニティカレッジの中には、日本人にとって勉強しやすい環境がある学校も多くあります。入学をする前には、授業料などの費用や入学要件を調べておくことも必要です。

呑村紗也佳

アメリカの語学学校・コミュニティカレッジを卒業。私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

カウンセラーに質問

アメリカ留学の9つのメリットと8つのデメリット。おすすめ留学プランもご紹介!


留学といえばアメリカを連想する人も多いのではないでしょうか?実際にアメリカ留学は非常に人気があり、語学留学だけでなくCollegeや大学進学などをされている方もいらっしゃいます。日本人に馴染みのあるアメリカ英語を学べる事や誰もが知っている観光地等も多く憧れの地であることも確かです。そんなアメリカでの留学についてメリット・デメリットをまとめてみましたので国選びでお悩みの方やアメリカ留学を検討中の方は1度目を通して頂ければと思います。

アメリカ留学の9つのメリット

アメリカ留学経験者からの体験談をまとめ、アメリカ留学のメリットを9つにまとめましたのでご紹介させて頂きます。

①教育の質が高い


アメリカには世界トップクラスの大学や教育機関が多く世界中から留学生が集まります。
U.S Newsが発表するBest G;lobal Universities Rankingsでもアメリカの大学が名を連ねています。語学学校からCollegeや大学に進学される方も多く語学学校のレベルも高いと言われています。

②大学やCollege、語学学校の選択肢が豊富

全米大学総合データセンター(National Center for Education Statistics)の統計によると、アメリカにはCollegeや大学だけでも4000以上あると言われています。都市が多いこともありますが、LANYなどの大都市だけでも語学学校含め多くの学校が存在しています。学校が多い事により将来の選択肢も広がります。

③日本人に馴染みのあるアメリカ英語

日本の義務教育ではアメリカ英語が採用されています。馴染みのあるアメリカ英語を学び、利用できるという点は日本人である私たちにとっては恵まれた環境でもあります。イギリス英語が悪いということではなく、英語が話せない方からすると馴染みのある英語というだけで安心感が生まれアメリカを留学先に選んでいる方もいます。

④様々な国籍の人が住んでいる

アメリカは移民の国であり様々な国や地域にルーツをもつ人が存在しています。アメリカという国の中にも多くのコミュニティがあり、チャイナタウンやリトルトーキョーなどアメリカにいながらも他の国の文化に触れることも可能です。

⑤他の国に比べて学生の学習意欲が高い

カナダやオーストラリアといった国では留学期間中にアルバイトができる制度がありますが、アメリカ留学の場合は基本的に就労ができません。そのため学ぶ事を目的とした学習意欲の高い学生が多く集まっています。

⑥最先端の技術やサービスに触れることができる

アメリカには世界トップクラスの大企業や教育機関があり、最新のサービスや技術に触れる機会が多くあります。AmazonやAppleの様な大企業の最新サービスはアメリカから始まる事が多く、先進国の中でもTOPに位置しています。

⑦日本人が少ない地域が多い

ロサンゼルスやニューヨークなどの大都市は比較的日本人が多いと言われていますが、アメリカには多くの都市があり日本人が少ない地域も存在します。地域によって文化の異なる国でもある為、日本人が少なければ良いということではありませんが、英語を使うという環境は自然と用意することができるという面ではメリットの大きい国になります。

⑧日系企業が多くアジア人も生活しやすい

アメリカ国内には日系の企業も多く進出しており、日本人が住みやすい地域もございます。日系のレストランやサービス、日本の食材を購入する事もできます。留学に行く為、環境が変わるのは当然の事ですが、食事面や生活面に関してのストレスを軽減させることで勉強に集中できる方もいらっしゃいますので留学生としては嬉しい環境になります。

⑨OPTを利用して現地就労が可能

Collegeや大学、大学院を卒業するとOPTという制度を利用して現地で就労が可能です。必ず専攻に直結する仕事という条件などはありますが、将来的にキャリアを築きたいという方には大きなチャンスになります。日本での就職活動にも有利になりますのでCollegeや大学進学を検討中の方は是非検討してみてください。

アメリカ留学の8つのデメリット


アメリカ留学に憧れている方は非常に多くいらっしゃいますが、良いことばかりではなく悪く感じてしまう部分もございます。メリットだけでなく、今回はアメリカのデメリットも9つご紹介させていただきます。

①留学費用が高い

円安が進んでいる影響も大きく、留学費用はオーストラリアやカナダに比べると高くなってしまいます。現地でのアルバイトもできず収入がない為、予め留学資金としてまとまったお金を用意する必要がございます。また、NYやLAと言った都市は物価も高く生活費も高くなる為、限られた予算内で留学を実現する為にアメリカでの留学を断念される方もいらっしゃいます。

②人気都市は日本人が多い

ロサンゼルスやニューヨークなどは留学だけでなく観光地としても人気があり、日本人も多い都市になります。このような都市の場合は語学学校の日本人比率などを考慮しながら学校選びをすることをおすすめいたします。

③エリアによっては人種差別がある

アメリカでは人種差別問題に関しては毎年ニュースになりますが、都市や地域によって人種差別の問題は様々です。黒人だけでなく、アジア人への差別などもあると言われています。アメリカの歴史等を勉強していくとより知ることもできますので渡航前にしっかり知識を入れておくと良いでしょう。

④他の国に比べて治安が悪い

アメリカは銃社会であり、自分の身を守るために銃を保持している方もいます。格差社会とも言われており、経済的な格差や情報、教育の格差もある国です。大都市であるから安全ということはなく、特定の地域や場所によっては治安の悪い所もありますので、留学期間中はその様な場所には行かないよう意識して行動しましょう。

アメリカの治安はいいの?主要都市の危険エリア及びトラブル対処法

⑤地域によっては移動に車がないと不便

最近では電車やバスなど公共の交通機関も増えてきていますが、都市によっては車がないと移動が不便な都市もあります。語学学校の場合は比較的移動手段がありますが、Collegeや大学進学をする場合は車がないと不便な場合もありますので予め情報を集めておく事が大切です。

⑥医療費が高額

アメリカの医療費は非常に高額で初診料だけでも3万円程かかると言われています。病気やけがで入院や手術になってしまうと、何千万円という請求もあり得ますので留学保険は必須で加入するようにしましょう。保険に加入していない場合は高額の医療費は自己負担になりますので注意が必要です。

⑦積極性が重要

アメリカに留学すると他の国からの学生や現地の学生の積極的な姿勢に圧倒されてしまいます。日本の文化とは異なり発言することや行動することは周りからの評価も上がり良い影響を周りに与えます。仮に黙っているとマイナスイメージを持たれてしまいますので気になることや困ったことある場合は積極的に声をあげていきましょう。

⑧現地で働くことや移住は難しい

移住がしやすい国として知られているカナダやオーストラリアと違い、アメリカでは移住、就労という面では非常に難しい国になります。アメリカの失業率など様々な理由はありますが移住を検討している方は相当な覚悟が必要です。実際に移住が難しいという理由でアメリカ留学を断念される方も多くいらっしゃいます。

アメリカ留学に向いている人

精神的に強い人

人種差別だけでなく、積極的な人も多いアメリカでは精神的にタフな人でないと長期間の生活は大変です。家族や友人から離れて孤独な状態でアメリカに行きますのである程度の事は耐えられる様な精神力を持っている方にはアメリカでの留学生活もうまく対応していけるでしょう。

人生に刺激が欲しい人

アメリカではスポーツやエンターテインメントの規模や迫力など、日本では想像のつかない物ばかりです。世界でもトップクラスの大企業や大学など1度は足を運んでみたいと思うような場所もたくさんあります。場所だけでなく自分が会ったことがないような人もたくさんいますので刺激的な生活を日々送ることができます。

【サンタモニカカレッジ留学体験談】西海岸は留学初心者にもおすすめ

【ミラコスタカレッジ留学体験談】アメリカで自分らしさを見つけました

アメリカ留学でおすすめの留学プラン4選


上記内容を踏まえて下記にアメリカでおすすめの留学プランを4つご紹介させて頂きます。

語学留学(短期~長期留学)

アメリカ留学の中でも一番人気のあるプログラムが語学留学になります。入学日や期間などは比較的自由にカスタマイズができるため、個々の予定に合わせて留学プランの作成もできます。英語力の向上だけでなく様々な体験もできますので、迷いのある方はまず語学留学を検討しましょう。

アメリカで一般英語を学べる語学学校一覧【全44校】

College/大学進学

最近ではアメリカでのCollegeや大学への進学を希望される方が増えています。英語力が足りない場合は語学学校からの進学となりますが、最終的に公立カレッジ、大学を卒業しています。日本の企業からはアメリカのカレッジや大学を卒業しているだけでも評価をしてくれる企業も多く、キャリアを築いていきたい方にとっては非常におすすめです。

アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットとは?人気コミカレ10校も!

アメリカの大学制度と入学要件。ランキング上位10校もご紹介!

休学留学

大学生の休学留学は毎年増えており、語学留学やCollege/大学での講義参加など幅広いプランでの留学が可能です。しかし、英語力の条件や入学日の決まりもある為、ご希望のプランがある場合はお早目にカウンセラーまでご相談ください。

アメリカへ休学留学しよう!認定/交換留学との違いとおすすめ留学先5選

アメリカへのギャップイヤー留学のメリットとは?

単位認定留学

日本の大学に在籍しながら、4年間で卒業する為に、単位認定留学を利用します。半年~1年の期間アメリカの大学付属語学学校や講義に参加をし単位を認定してもらう制度になります。このプランは在籍している大学によって認定できる大学が異なる為、事前に確認が必要となります。

アメリカで『単位認定留学』するメリットとは?費用と学校の探し方も!

まとめ

アメリカ留学には良い面も悪い面もありますが、人それぞれメリット/デメリットは異なりますので参考にしていただき最適な留学プランを見つけて頂ければと思います。弊社にはアメリカ留学を経験しているカウンセラーが在籍していますのでお気軽にご相談ください。

永井将馬

オーストラリアのメルボルンにワーキングホリデーで渡航しました。メルボルンでは語学学校で一般英語を学び、市内にあるユニクロでアルバイトを経験。その後、サンフランシスコにて留学し、ホームステイで様々な国から来ている留学生と交流を楽しみました。

カウンセラーに質問

サンフランシスコのコミュニティカレッジ一覧【特徴・進路・学費】


最近よく耳にする、コミュニティカレッジをご存じでしょうか。普通の留学とはどうちがうのか、海外進学を目指しているかたは必見です。学校の特徴や気になる費用など詳しく把握しておきましょう。卒業後の進路についても考える機会になります。

コミュニティカレッジとは

コミュニティカレッジとは、公立の2年生大学のことです。略してコミカレとも呼ばれています。もともと地域住民のために設立されたものなので、より学びやすいシステムになっています。私立大学などと比較しても学費も安く、難易度も低い傾向にあります。またコミュニティカレッジ卒業後に、4年生大学に編入することも可能です。海外留学をお考えのかたで、なかなか進路が決まらないときははコミュニティカレッジを選択するのもおすすめです。受け皿の広いコミュニティカレッジなら、通いながら新たな目標が見つかるかも知れません。期間も2年なので留学にはちょうど良いのも人気のひとつです。

アメリカのコミュニティカレッジに通うメリットとは?人気コミカレ10校も!

デアンザ&フットヒルカレッジ(De Anza College / Foothill College)


Apple創業者のSteve Jobsを輩出したことでも有名なクパチーノに位置するコミュニティカレッジです。大半の学生が4年制大学に編入しており、編入希望者向けのカレッジです。そのため、入学時の英語要件が他のカレッジより少し高く設定されており、英語に自信のない方は提携語学学校とのパッケージがおすすめです。授業の質は高く、スタンフォード大学やUCバークレーの講師が兼任している場合もございます。様々な専攻がございますが、特にIT系に強いカレッジです。

 

編入プログラムのみならず、学部聴講プログラムもあり休学/単位認定にもおすすめの学校です。

デアンザ&フットヒルカレッジ(De Anza College / Foothill College)

Diablo Valley College(ディアブロ バレー カレッジ)


名門UCバークレーへの編入実績が一番のコミュニティカレッジです。UCバークレーまで車で30分程度と、地理的にも近くに位置しております。サンフランシスコ郊外のため治安も良く勉強に集中できる環境です。200以上の専攻があり幅広い学位を提供しておりますが、特にビジネス/マーケティング/社会科学などが人気となっております。

Diablo Valley College(ディアブロ バレー カレッジ)

バークレーシティカレッジ(Berkeley City College)


バークレーは学生都市ともいわれているほど生活環境としては最適な場所です。年間の学費は30単位取得の$8,460となっています。また学年留学の総費用の見積もりですが、$25,749です。こちらの金額は他校と比較しても大きな差はありません。さらにバークシティーカレッジの大きな魅力は、カリフォルニア大学バークレー校との、編入パスウェイ提携です。そのため進路での編入をお考えのかたには、最適なカレッジとなっています。大学ランキングでも、常に上位にランクインしているのも納得です。生活面の利便性を考慮して、治安の安全性を考えるとかなりおすすめです。

Berkeley City College(バークレー・シティ・カレッジ)

シティカレッジ・オブ・サンフランシスコ(City College of San Francisco)


こちらの特徴としては、50以上のアカデミックプログラムを開講しているところがあげられます。カリフォルニア州のなかでもっとも学生数の多いコミュニティカレッジです。また、80以上のクラブが活動しているので幅広く経験を積むことが可能です。アジア系学生が全体の3分の1を占めているので、留学初心者の方もなじみやすいかもしれません。1学年間30単位取得の場合にかかる費用は、学費$9,010となっています。1学年留学総費用はまとめて$27,451です。TOEFL52(IBT)が必要になります。もし条件のTOEFLスコアを持っていない場合は以下の要素を満たしてください。指定されたプログラムに進学したのち学内TOEFL 473以上を取得すれば翌学期より学部にあがれます。

City College of San Francisco

カレッジ・オブ・アラメダ(College of Alameda)


カレッジ・オブ・アラメダは、カリフォルニア州で唯一島にある学校です。サンフランシスコ郊外になります。基本条件として、TOEFLスコア不要で出願可能なので入りやすい傾向にあります。学校の特徴としては、マイノリティ学生が全体の大半を占めています。フルタイムでの学生は全体の12%しかいません。学生の3年以内卒業率は27%ほどであり、3年以内他校編入率は6%とかなり低いです。そのため4年制大学への編入に成功している人は、あまりいないようです。敷居が低いので入りやすいですが、卒業後の進路を見越している場合は再確認が必要です。1学年間30単位取得の場合の金額は学費$8,460です。1学年留学総費用の見積もりは$25,749となっています。

College of Alameda

カレッジ・オブ・マリン(College of Marin)


あらかじめ把握しておきたいのは、4年制大学への編入実績の数字は多くないです。しかし、特筆すべきは、周辺の有名コミュニティカレッジと比較しても「編入率」が高いという面にあります。カレッジ・オブ・マリンの特徴としてあげられるのは、質の高い教育や環境になります。サンフランシスコのダウンタウンまで20分でアクセスできるのも人気の理由です。映画やシアターなどの学科が強いので、卒業後などの進路は芸術関係への期待が見込めます。気になる費用ですが、年間学費はUS$31,500となっています。年間宿泊費になるとUS$21,550~なので公式サイトより確認してください。

College of Marin(カレッジ・オブ・マリン)

カレッジ・オブ・サンマテオ(College of San Mateo)


広々としたキャンパスが特徴的です。また、学校から見えるサンフランシスコ・ベイエリアの景色は絶との評判です。周囲にはIT系の企業もあるので、進路を見込んでの留学にもおすすめです。学費についてですが、1学期12単位履修の場合は$6,960となっています。さらに登録票や健康保険代、生活費などの金銭を含めると大まか$25,400が必要になります。すぐに大学の授業を受けるのであれば、事前に以下の条件を満たす必要があります。TOEFLiBT56、またはIELTS5.5以上が条件となっています。2021年の現在は、授業のすべてがオンラインとなっています。

College of San Mateo(カレッジ・オブ・サンマテオ)

コントラ・コスタ・カレッジ


こちらの特徴は、老舗カレッジであり少人数クラスで手厚いケアが可能です。そのため、一人ひとりのニーズ応じた教育を受けることができます。学べる分野も幅広く、生物や化学をはじめ歴史や音楽など多数の科目があります。1年度に必要となる金額は、およそ約7,000ドルです。留学生の割合いは3%と低めの傾向にあります。留学生サポートの環境が無いので、初心者のかたは事前に把握しておきましょう。少人数制の落ち着いた環境での勉学を希望のかたには最適な学校です。自然豊かな環境にあるので、留学とライフスタイルを楽しみたいかたに向いています。資料請求も可能です。

Contra Costa College(コントラ・コスタ・カレッジ)

サンフランシスコのレイニーカレッジ(Laney College)


周辺環境として、オークランドミュージアムオブカリフォルニアやチャイナタウンなどがあります。1学年間30単位取得の場合にかかる金額は、$8,460です。1学年留学総費用は、およそ$25,749となっています。入学の必要条件ですが、TOEFLや推薦状は不要です。エッセイは要なので確認しておきましょう。入りやすいカレッジではありますが、やや環境に問題が見られます。オークランドの治安はあまり良くないといわれているので生活面が心配です。留学初心者や女性などの場合は、周辺環境の安全面を視野にいれて新学先を選ぶ方法が良いです。実際に留学したかたの声を参考にするのがおすすめです。

Laney College(レイニー・カレッジ)

サンフランシスコのメリットカレッジ(Merritt College)


メリットカレッジは、オークランド郊外の丘陵地にあります。そのため周囲には森林が多く公園などがあります。自然豊かな環境で勉学に励むことができます。学生の多くはマイノリティ率が高く、フルタイムでの学生は1割しかいません。TOEFLスコア不要で出願可能となっています。入学しやすいメリットもありますが、4年生大学への編入を視野に入れている場合は、すこし考慮が必要です。編入に成功している実績がないので、将来性を見込む場合は選択の余地ありです。1学年にかかる金額は、学費$8,460となっています。1学年留学総費用は、おおまかな見積もりにして$25,749です。

Merrit College(メリット・カレッジ)

スカイラインカレッジ(Skyline College)


サンブルーノ市にある当校は、キャンパスから望める景色が好評です。周辺には世界的な企業であるYouTubeの本社もあります。2021年の現在、オンライン授業の状態となっており未だ形式については未定の場合もあります。1学期12単位履修のケースでの学費は、$6,960です。さらに登録費は$1,104必要になります。学費全体としては、やや金額は低めの傾向にあります。しかし、カリフォルニアという環境もあり、生活費用や滞在にかかる金額は割高となっています。当校には、英語プログラムがありません。そのため、大学群のカニャダカレッジのESLを修了することでスカイラインカレッジに入学できます。

Skyline College(スカイライン・カレッジ)

サンフランシスコには多くのコミュニティカレッジがあります。費用に大きな開きはありませんが、生活環境により差が生じます。コストを抑えるのも大切ですが、治安などの安全面も考慮しましょう。編入を見込む場合は、進学率の高い学校を選んでください。

永井将馬

オーストラリアのメルボルンにワーキングホリデーで渡航しました。メルボルンでは語学学校で一般英語を学び、市内にあるユニクロでアルバイトを経験。その後、サンフランシスコにて留学し、ホームステイで様々な国から来ている留学生と交流を楽しみました。

カウンセラーに質問

アメリカのカレッジ・大学で学部聴講!費用や入学条件を徹底解説!


日本の大学に在籍しながらアメリカの大学に通い単位を取得できる学部聴講や認定留学をすることが可能です。学部聴講とは日本の大学に在籍中に渡米し、現地の大学生と同様に授業が受けられます。

 

その場合、アメリカの大学の学部聴講の制度にもよりますが、単位を取得して日本の大学へ移行することができる場合があるので確認しておくことが重要です。その他に認定留学制度が日本の大学に設けられ、協定を結んだアメリカの大学へ1年間留学をして単位を取得し日本の大学へ移行することができます。

 

ここではアメリカのカレッジや大学へ学部聴講するための知識を学び、入学条件や費用、大学の特徴などを交えて解説していきます。

学部聴講とは?

学部聴講は日本の大学などに在籍しながら、海外の現地の学生たちと一緒に授業を受けられる制度です。現地の大学で取得した単位は、自分が在籍する日本の大学に単位を移行できる場合があります。学部聴講は日本の大学の専攻との関連性は求められず、アメリカ留学ならではの専攻を選択することが可能です。

 

そのため、自分の専攻とは全く異なった分野の授業を受けたり、興味がある授業を選んで受けることができます。なお、渡米前に自分が通う大学で、事前に単位の移行が可能かどうか、確認しておくと良いでしょう。また、日本の大学側と協定を結んでいるアメリカの大学なども調べておくとスムーズに学部聴講を受講することが期待できます。

アメリカの大学で学部聴講する3つのメリット

①英語+学部聴講でワンランク上の留学

アメリカの大学のエクステンションや付属語学学校では、正式にアメリカの大学に入学許可を得ることなく現地の学生同様に授業を受けることができる場合があります。大学付属の語学学校で英語の基礎能力を身に付け、現地の学生と一緒に授業に参加し、ワンランク上の留学体験を味わうことが可能です。

 

現地の大学の雰囲気や醍醐味を感じながら本場アメリカ生活をエンジョイしたり、大学の施設を利用したり、クラブやサークル活動などに参加して、日本では体験できないキャンパスライフが楽しめます。現地の学生と授業を受けられる英語力があれば、一度は体験してみるべき学部聴講です。アメリカ留学で語学を学び、実践的で応用的にアメリカ大学の学部聴講を受講することで、日本では味わえないキャンパスライフを堪能できます。

UCSD付属語学学校(カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンション)

②単位認定留学として認められる

アメリカの大学で学部聴講をすると単位が取得できる場合があります。日本の大学に在籍しながらアメリカの大学付属の語学学校へ通い、興味がある学部聴講を行い単位取得し成績証明書を発行してもらえれば、日本の大学へ提出することが可能です。認定留学は日本の大学側と協定を結んでいるアメリカの大学へ留学できる制度になります。通う大学側により異なりますが、認定留学は日本の在籍大学と協定を結んでいない大学へも通うことが可能です。

 

しかし、協定を結んでいないアメリカの大学へ留学する場合、単位の移行ができない可能性もあるので注意が必要になります。なお、認定留学は日本の大学に在籍している状態なので、事前に大学側へ申請を行ってから決めましょう。また、日本の大学に在籍中の扱いになるため、学費などを負担する必要がある場合があります。認定留学は約1年間を目安にしていることが多いです。

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③現地学生との交流

アメリカの大学へ学部聴講で留学を行うと現地の学生との交流が盛んになります。アメリカの大学は規模や敷地面積も広く、世界中から集まった学生が個々の専攻の授業に参加しておりさまざまな国籍を持つ学生たちとコミュニケーションを図る機会が多いです。そのため、授業を通じ友達になった生徒たちと仲良く食事をしたり勉強をしたり、遊んだりして過ごすことが多くなります。

 

また、困ったことがある場合など気軽に現地の学生に相談することも可能です。同じ大学へ通う学生としてさまざまなイベントへの参加ができます。特に放課後や週末など、専攻分野を超えた交流で異なった文化や考え方を身に付けるチャンスです。

アメリカ大学で学部聴講する3つのデメリット

①費用が高い

アメリカ大学の学部聴講プログラムは通常の語学留学と比べ費用がかかります。特にアメリカの大学は2学期制のセミスターや4学期制のクォーター制と呼ばれる期間の中で授業が行われるからです。語学留学のように短期間での学部聴講のプログラムはなく、現地の学生と同じ方法で授業を受けなければなりません。通常の年間費用は$10,000~$20,000程度です。

アメリカ留学の生活費と物価の実際と節約方法

②入学可能日が決まっている

アメリカの大学は年間を通じて入学可能日が設定されています。例えば、Spring セミスターの場合は1月から5月までの期間を指し、Fallセミスターであれば9月から12月までの期間です。この期間は大学により異なり、2学期制と4学期制で入学期間はさまざまになります。そのため、入学可能日までに出願届けを提出する場合は、3か月程度前までに行うことが必要です。

③英語力や成績の条件がある

アメリカ大学の学部聴講の条件はTOEFL45~80、もしくはIELT5.0~5.5以上の英語力を求めるところが多いようです。また、高校や大学での一定以上の成績を満たす必要がある場合があります。これらの条件は通う学部聴講の大学によっても異なるので、事前に調べておくことが重要です。

アメリカの大学で学部聴講する際の入学条件は ?

アメリカの大学の多くは、日本のように全国一斉の入学試験はありません。大学の学部聴講は現地の学生と同じように授業が受けられるため、入学を希望する大学の審査が通れば、だれでも入ることが可能です。なお、アメリカは数多くの大学機関があり入学条件も各校により異なります。

 

大学付属の語学学校などを通じて大学に入学する場合は正式に出願を提出して入学許可を得なくても学部聴講プログラムを受けられる場合があり事前に確認しておくことが重要です。アメリカの大学入学条件を知るには希望する大学側の基準を確認しておくことが求められます。

アメリカの大学で学部聴講する際の費用

アメリカの大学学部聴講の費用は受講する大学により異なりますが1学期あたり、およそ$5,000~$8,000必要です。大学学部聴講の費用以外に滞在費として宿泊費や食事代など生活に欠かせない費用が発生します。滞在費用としては$1,500~2,000/月程度必要です。

 

また、事前に英語力を身に付けるために語学学校に通うのであれば、別途授業料が必要です。大学付属の語学学校であれば、英語の学習と組み合わせて大学の学部聴講を受けることもできる場合があります。

アメリカの大学で学部聴講する2つのプラン

①語学学校からカレッジへ入学

EC・Kaplan→SMC

入学条件

SMC(サンタモニカカレッジ)は語学学校で英語コースを受講することにより条件付き入学が認められています。出願に必要な英語力が足りなくても、語学学校での英語コースで規定レベルを修了すれば英語スコアを提示しなくてもSMCへの進級が可能です。Kaplan校からであればHigher Intermediate Levelで条件付き入学が認められます。英語試験のスコアではTOEFL45+、IELTS:Band5+、Duolingo80+などです。

学校費用

語学学校の授業料は週あたり$500前後が目安です。SMC(サンタモニカカレッジ)は2学期制をとっており、1学期(12単位)あたり$4,632になります。この他に学校費用として保険や教材費などが必要です。なお、語学学校(4カ月)$8,000程度とSMCの1学期の授業料$4,632を組み合わせた合計金額$12,632以上が1年間の目安の学校費用になります。

学校の特徴

SMC(サンタモニカカレッジ)は日本人に最も人気があるコミュニティーカレッジでロサンゼルスの中心地に位置しており、とても穏やかな気候です。カレッジ周辺にはきれいな海やモール、ショップなどがあり過ごしやすいエリアになります。SMCはUCLAへの進学数が全米でトップクラスです。UC系の大学へ進学ができ、UCLAへの編入数も1位を誇ります。専門分野も学べるコミュニティーカレッジとして人気です。

サンタモニカカレッジ

EC・Kaplan→De Anza

入学条件

De Anzaは語学学校からの条件付き入学が認められた大学です。Kaplanからは上級レベルでDe Anzaへ入学する場合は海外大学出願サポートを利用することで条件付き入学ができます。ECは中上級B2程度からDe Anzaへ条件付き入学が可能です。また、英語力としてTOEFL61、IELTS6.0、iTEP4.0、英検2級A程度以上が基本的な入学条件になります。

学校費用

語学学校の授業料は週あたり$500前後が目安です。De Anzaは4学期制をとっており、年間の授業料は$9,720程度かかります。その他に学校での費用として医療保険$1,728、教材費$1,500など必要です。なお、語学学校(4カ月)$8,000とDe Anzaの1学期の授業料$3,237を組み合わせた合計金額$11,237以上が1年間の目安の学校費用になります。

学校の特徴

De Anzaの特徴は準学士課程やサティフィケートで数多くのコースを提供しており、特にアニメーションに対する評価が高く、映画やテレビ制作、ゲーム産業で多くの卒業生が活躍をみせています。サンフランシスコ郊外にあるキャンパス周辺はショッピングモールなどもあり比較的に賑やかな雰囲気で、近くにはサンフランシスコ国際空港やサンノゼ空港があり交通の便が良いです。

デアンザ&フットヒルカレッジ(De Anza College / Foothill College)

EC→Grossmont

入学条件

Grossmontは条件付き入学が限られており、ECで英語を学びTOEFL45もしくは、IELTS4.5以上のスコアがあれば入学可能です。また日本で英検2級Aを保有していれば、現地で英語を学び入学することができます。語学学校からの進学は設けられていないので、英語試験のスコアを取得してから入学になるので、予めEC校で確認しておくと良いでしょう。

学校費用

語学学校の授業料は週あたり$500前後が目安です。Grossmontは2学期制をとっており、年間の授業料は$9,116(健康保険料と学生代表費込み)程度と教材費として$1,750程度かかります。なお、語学学校(4カ月)$8,000とGrossmontの1学期の授業料$5,433を組み合わせた合計金額$13,433以上が1年間の学校費用になります。

学校の特徴

カリフォルニア州のサンディエゴにあるコミュニティーカレッジで、温暖な気候のもと観光地や都市部に近く過ごしやすいエリアです。キャンパス内は日本人も少なく費用を抑えながら勉強できる環境が整っています。大学は数多くの専攻を提供しながら4年制大学への編入に強いです。また課題活動も充実しておりさまざまな体験ができます。留学生にも親切で学びやすい環境が整っています。

Grossmont College(グロスモントカレッジ)

Kaplan→Seattle college

入学条件

Seattle collegeは入学の際に必要な英語力などの条件はありません。語学プログラムから入学を希望する場合はTOEFLやIELTSなどの英語試験のスコアの提出不要で入学可能です。KaplanからSeattle collegeへ入学を希望する場合は基礎的な英語力をつけてから海外大学出願サポートを利用すると良いでしょう。

学校費用

語学学校の授業料は週あたり$500前後が目安です。Seattle collegeは4学期制になっており、年間の授業料は$12,810(1学期12単位)、教材費$897、保険$1,254程度かかります。なお、語学学校(4カ月)$8,000とSeattle collegeの1学期の授業料$3,740を組み合わせた合計金額$11,740以上が1年間の目安の学校費用になります。

学校の特徴

Seattle collegeはワシントン州のシアトル市内のダウンタウンにあり、都会と自然の両方を体験できる立地にあります。キャンパス内は安全でフレンドリーな雰囲気の中で伸び伸び学ぶことが可能です。良心的な授業料で、100以上の専攻分野から好みに合わせて授業を選択することができます。自然豊かなシアトルです。コミュニティーカレッジの中でも質の高い授業と設備が整った大学として評判があり、4年制大学への編入にも力を注いる大学です。

Seattle Central College(シアトルセントラルカレッジ)

②大学へ直接入学

California State University EAST Bay

入学条件

California State University EAST Bayの大学授業履修プログラムへ直接参加する条件はTEFL(iBT)71以上もしくはIELTS6.0以上、Duolingo English Test100の英語試験のスコアレベルが求められます。なお、大学授業履修プログラムへ参加できる英語レベル条件を満たしているか判断できない場合はプログラムアドバイザーにお問い合わせすることが可能です。

学校費用

California State University EAST Bayは3学期制(1学期4カ月)をとっており、学部授業(12単位)1学期あたり$4,693、修士授業(9単位)$4,093程度です。なお、目安となる生活費は1学期あたり$9,500、健康保険料$838で生活費には家賃や食事、教科書代等が含まれています。なお、留学生も利用できる学生寮が完備されており、費用を低く抑えたい学生におすすめです。

学校の特徴

California State University EAST Bayはサンフランシスコベイエリアにある国立大学で、多くの企業が集中する立地にあります。国立大学ならではのリーズナブルな授業料で教育の質が良いのが特徴です。また、企業が多く集中するエリアを活かしたインターンシップや就職の機会に恵まれています。シリコンバレーにも30~40分程度で行ける理想的なロケーションです。

Washington State University

入学条件

Washington State Universityの入学条件は高校の成績GPA2.7以上で英語試験のスコアTOEFL79、IELTS6.5、Duolingo105以上で入学が可能です。また、ワシントン州立大学ではブリッジプログラムと言われる学部課程への進学準備を提供しているコースがあり、GPA2.5以上を取得すれば、大学へ進学することができます。また、在籍中の大学からの推薦でも交換留学として大学学部聴講を受けられます。

学校費用

Washington State Universityは2学期制をとっており、1学期(12~18単位)あたりの授業料(諸経費込み)は$14,192で年間の授業料$28,384、教材代$762、医療保険$2,296程度かかります。その他、滞在費などの生活費$16,476程度かかりますが、年間合計$50,023程度必要です。また、学生レジデンスも用意されているので、滞在費を抑えた場合は利用すると良いでしょう。

学校の特徴

Washington State Universityは地元密着型の大学で地元の学生が多く集まり、100ヵ国以上から留学生を受け入れているので国際色豊かなキャンパです。最も古い大学で多くの分野で全米トップクラスの教育を行っている名門州立大学になります。ワールドクラスの実績を持つ教授を多く抱え教育内容や研究成果は世界中から注目を集めている大学です。

まとめ

アメリカのカレッジや大学で学部聴講を受けるには、事前に日本の大学側へ確認をして申し込む必要があります。アメリカの大学へ学部聴講するには授業の受講に必要な基礎英語力を身に付け、受講する大学の入学条件の一つである英語試験のスコアを保有していることが前提です。また、認定留学を選択する場合はアメリカの大学が、在籍中の大学側と協定を結んでいるかの確認をしておく必要があります。アメリカでの学部聴講は希望する学生により、さまざまなメリットがある一方、デメリットもあるので、事前にある程度調べておくと良いでしょう。アメリカの大学の学部聴講を受講する方法は2種類あり、一つ目は事前に語学学校へ通い、英語力を身に付けてから受講する方法、もう一つは直接、アメリカの大学へ入学して学部聴講を受講する方法です。アメリカの大学側も留学生を対象に、さまざまな取り組みで世界中から学生を集めています。

佐々木萌里

高校でのサンフランシスコ郊外への1年の留学をきっかけに、アメリカ・カリフォルニア州のコミュニティカレッジへの進学を決意しました。大都市から自然豊かな田舎まで揃うアメリカでは、自分に合う留学先が必ず見つかるはずです。文字では伝えきれない魅力をぜひ現地で感じていただきたいです。

カウンセラーに質問

アメリカへ休学留学しよう!認定/交換留学との違いとおすすめ留学先5選


現在通っている大学を休学してアメリカに留学したいけれど、認定留学や交換留学との違いが判らずに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。ここではそのような人のために、休学留学と認定留学の違いや、休学留学と交換留学との違いについてご紹介します。休学留学に最適なおすすめの留学先についてもあわせてご紹介します。

休学留学とはどのような留学の方法か?

アメリカに留学を希望している学生は、休学留学という方法で留学することも可能です。休学留学とは、学生が現在在学している大学を一時的に休学して、海外の大学などに留学することです。

 

留学のために大学を休学するためには、在学している学校に届出を提出することが必要です。申請が大学に許可されれば、大学に在籍した状態のままで、日本の国外にある他の大学に留学することが可能になります。

 

休学留学の特徴としてあげられるのは、留学を希望する海外の学校を自分で自由に選択できることです。他の留学方法のように、大学が協定を結んでいる海外の学校である必要はないため、留学したい国なども自分で自由に決めることができます。

 

期間や計画なども留学する目的に合わせて自由に決めることができるので、自由度の高い留学を希望する学生には特に向いている方法です。なお休んでいる期間は大学の在籍期間から除外されるため、その分だけ大学卒業までの期間は長くなります。

 

この期間の授業料の支払いは大学によって違いがあり、国立大学は授業料が免除されることが多く、私立大学は休学中も授業料の一部支払いが必要になることが多いです。

休学留学と認定留学との違い

休学留学認定留学
留学先自由に選べる大学指定の教育機関
単位認定されない条件を満たせば日本の大学の単位に認められる

休学留学と認定留学は、制度の内容に関してさまざまな違いがあります。認定留学の大きな特徴としてあげられるのは、留学できる海外の学校です。認定留学では、大学が提携している学校や姉妹校に留学することができます。留学先を自由に選べる休学留学とは、この点で大きく違います。

 

留学先の学校で取得した単位の扱いについても、休学留学と認定留学では違いがあります。認定留学では、留学先の学校で取得した単位を、日本の大学を卒業するために必要な単位として移行することが可能です。単位を移行するためにはそれぞれの学校で決められている条件を満たしている必要があり、日本の大学で学んでいる専攻と関係のある単位でなければ認めてもらえないこともあります。この制度は学生にとって大きなメリットがあり、認定留学での単位が日本の大学の単位として認められれば、留学をしていない通常の学生と同じように、4年間で大学を卒業することも可能です。

 

認定留学は海外に留学している期間も大学に在籍している扱いになるため、4年間で卒業できるようになっています。この点も、休学留学との大きな違いです。認定留学は、留学をする前に大学の承認が必要なことも、休学留学とは違っているところです。

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休学留学と交換留学の違い

休学留学交換留学
留学先自由に選べる大学指定の教育機関
単位認定されない認められる
審査なしあり(非常に厳しい)

交換留学も休学留学とはさまざまな面で違いがあります。認定留学とも共通している休学留学との違いとしてあげられるのは、大学が提携をしている海外の学校に限り、留学することが可能なことです。そのために、自分の留学したい海外の学校が在学している日本の大学と提携していない場合には、休学留学で留学する必要があります。

 

自分の勉強したかった学校が、在学している大学と提携を結んでいる場合には、交換留学や認定留学をした方が有利なことが多いです。交換留学が休学留学と大きく異なっているのは、日本から留学生が海外に留学するだけでなく、海外からも留学生が来日して日本で勉強をすることです。

 

それぞれの学校の学生を交換して留学させることは、日本の大学にも海外の大学にも大きなメリットがあります。長年にわたって海外の学校と交換留学をしている日本の大学もあり、大学にとっても重要な制度となっています。

 

交換留学は留学することが非常に難しいことも、休学留学との大きな違いです。留学生になるためには大学の厳しい審査に受かる必要がありますが、非常に少数の応募者だけが審査に合格する場合が多いです。

休学留学をする6つのメリット

①留学先を自由に選べる

休学留学をして海外の学校で勉強することには、数多くのメリットがあります。自分で自由に計画を立てて留学ができることも、休学留学のメリットです。交換留学や認定留学の場合には、大学側で決めた学校やクラスでしか勉強できないことも多いですが、休学留学ならば自分が勉強したい学校やコースを自由に決めることができます。

②ボランティアや複数都市留学も可能

休学留学をすれば大学で勉強する以外の方法で、海外で勉強をすることも可能です。海外でボランティアをして人生の勉強をすることもできれば、複数都市を巡りながら留学することも可能です。自分の目的に合った最適な留学の計画を立てられます。

③語学力も上がりやすい

長期間の滞在もできるため語学力が向上しやすいことも、休学留学をするメリットです。夏休みなどを利用した短期間の留学も日本では人気がありますが、こうした留学は期間が短いぶん、効果もあまり期待できないデメリットもあります。

 

ですが、休学留学ならば語学力をしっかりと鍛えることができるように、長期間の留学計画を立てることも可能であるため、本格的にアメリカの学校で英語を勉強したいと考えている学生にとっては最適な方法です。

④社会人になってから留学しなくてよくなりキャリア上のメリットあり

学生のうちに休学留学をすることは、将来仕事をする時にもメリットがあります。社会人となってから海外に留学をすることも可能ですが、こうした方法はさまざまな面でデメリットがあります。留学をすることで会社でのキャリアがリセットされてしまうことも、こうしたデメリットの一つです。休職の手続きなどに時間がかかることも多く、仕事を他の人に引き継いでもらうための手続きも必要になります。このような面倒なことを避けたい場合には、学生のうちに休学留学をしておいた方がおすすめです。

⑤大学を退学せずに留学できる

日本の大学生であるという状態のまま海外で勉強ができることも、休学留学の大きなメリットです。大学を退学して海外に留学してしまうと、日本に帰国した後に仕事が見つからなくなる可能性も高くなります。日本に帰国してからの具体的な計画がない人の場合には、大学を退学して留学するよりも、大学を休学して留学をした方が後々有利になることも多いです。

⑥就職活動でもアピールできる

休学留学には、日本での就職活動が有利になるというメリットもあります。海外での経験や磨いた語学力を、就職活動でアピールすることも可能です。海外で取得した単位が日本で認められる場合があることも、休学留学をするメリットです。

休学留学で気をつけるべき3つのこと

休学留学をする時には、あらかじめ気をつけておいた方が良いことがいくつかあります。

①費用がかかる

高額の費用が必要になることがあることも、休学留学をする際に気をつけるべきことです。

 

在学している大学によっては、休学をしている期間も授業料の一部を支払わなければいけないこともあります。学校によっては、在籍費の支払いが必要となる場合もあります。私立大学に通っている学生の場合には、休学費の支払いが必要になり、必要となる休学費は学校により違っています。

 

その他の留学のための費用も全て留学生が自己負担する必要があるため、留学のための十分な資金を作ってから、留学をした方がおすすめです。

②日本の大学卒業までの期間が長くなる

日本の大学を卒業するまでの期間が長くなることも、休学留学をすることのデメリットです。どうしても4年間で大学を卒業したい場合には、3年生までに卒業のために必要な単位を全て取得してから、4年生の時に留学する方法もあります。

③留学手続きは自分で行う必要がある

留学の手続きを全て自分でしなければいけないことも、休学留学をする学生が気をつけるべきことです。自分だけで手続きをするのが不安な人の場合には、留学エージェントにサポートしてもらう方法もあります。

評判の良い留学エージェントの7つの選び方と【12社比較】

休学留学の3つのプラン

留学生が休学留学のために選べるプランは、さまざまなタイプのものがあります。

①語学学校で英語を勉強

その中の一つが、アメリカにある語学学校で英語を勉強するプランです。アメリカで英語を学ぶ場所として語学学校は最適な場所であり、英会話の能力が十分でない人でも、勉強が始めやすいのがメリットです。アメリカの大学の中には、大学内に語学学校が設置されている場合もあり、付属の語学学校が運営されていることもあります。

アメリカの大学付属語学学校一覧

②大学で学部聴講

休学留学で選べるプランの中には、語学学校で勉強をしながら、大学で単位を取得する方法もあります。この方法のメリットとしてあげられるのは、語学学校で英語をしっかりと学習することにより、大学での授業も理解しやすくなることです。

 

このプランで勉強する時に重要になるのは、語学学校で勉強する時間と、大学で勉強する時間の割合です。語学力に自信がない人は、語学学校での勉強を多めにした方がおすすめです。英語力に自信がある学生の場合には、アメリカの大学で勉強することに専念することもできます。日本にいる頃からしっかりと準備をしておけば、難しいアメリカの大学の授業も理解しやすくなります。

アメリカのカレッジ・大学で学部聴講!費用や入学条件を徹底解説!

③インターンシップやボランティアプログラム

インターンシップやボランティアをするためのプランを選ぶこともできますが、アメリカはビザの関係でプログラムは数少なくなっております。

休学留学や就職活動で意識すべきこと

休学留学をする学生が意識しなければいけないのは、しっかりとした目標意識を持って勉強に励むことです。アメリカで勉強ができる時間は限られているので、貴重な時間を無駄にしないように、常に明確な目的を意識して行動する必要があります。何が留学の目的なのかが自分ではっきりとわかっていれば、自分が今しなければことも、自然に理解できます。

 

休学留学をする場合には、就職活動で評価されるためのポイントを意識して勉強することも重要になります。遊びのために留学をしたと面接官に思われないようにするため、アメリカに留学をしたことでどのような経験が得られたのかを、しっかりと説明できるようにしておく必要があります。

 

アメリカ留学によって語学力を磨くことができたことをアピールすることも重要ですが、アメリカに留学中に経験した困難な体験に対処した方法などもアピールできるようにした方が、就職活動を進めるうえでは非常に有利です。

 

留学中にカレッジで資格を取得することも、就職活動では重要なアピールポイントになります。目標のために努力ができる人間だということを面接官にアピールできます。

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休学留学をするための流れ

大学生が休学留学をしたい場合には、留学をする時期をしっかりと選んだ方が最適です。留学がしやすい時期としておすすめできるのは、大学2年生か3年生の時です。4年生で留学をすると就職活動に影響が出るため、早めに留学をしておいた方が、就職活動もしやすくなります。

 

4月から留学したい場合には、前の年の10月ごろから留学のための準備を始めておく必要があります。まず、留学したい国を選んでから、勉強したい学校やコースを探すことになります。留学をする学校が決まったら。手続きは早めにおこなったほうが良いでしょう。留学を希望する学校によっては、コースを受講できる学生の数に制限がある場合もあるからです。

 

留学をする年の前年の11月から12月ごろまでに、手続きをしておくのが最適です。アメリカに休学留学をするためにはビザを取得する必要もあり、取得する必要があるのはF-1ビザという学生用のビザです。留学をする年の前年の12月から、翌年の1月ごろまでにビザの申請をしておく必要があります。

 

留学をする年の2月ごろには、アメリカに移動するための航空券を購入しておく必要もあります。早めに航空券を確保しておいた方が、希望する日のチケットを入手できなくなる失敗を避けられます。

休学留学でおすすめの留学先

ここからは、休学留学をしたい留学生におすすめできる学校を5校紹介します。

①サンタモニカカレッジ


休学留学にも最適な学校の1つが、サンタモニカカレッジです。この学校はカリフォルニア州のサンタモニカにある、公立のコミュニティカレッジです。この学校の授業料は1年あたり9,000ドルです。

サンタモニカカレッジ 日本語ウェブサイト

②グロスモントカレッジ


サンディエゴにあるコミュニティカレッジです。ロサンゼルスやサンフランシスコに比べると生活費を抑えて通学することができます。この学校の授業料は1年あたり8,500ドル程度です。

Citrus College(シトラス・カレッジ)

③シアトルセントラルカレッジ


Seattle Central Collegeもおすすめの学校で、ワシントン州のシアトルにある公立のコミュニティカレッジです。この学校の授業料は1年あたり10,000ドル程度です。

Seattle Central College(シアトルセントラルカレッジ)

④UCSDエクステンション


UCSDエクステンションもおすすめの学校で、UCSDエクステンションとはカリフォルニア州立大学のサンディエゴ校のことです。この学校の学費は1年あたり29,000ドル程度です。留学生の場合には、地元の住民よりも学費が高くなります。

UCSD付属語学学校(カリフォルニア大学サンディエゴ校エクステンション)

⑤UCIエクステンション


UCIエクステンションもおすすめできる学校で、UCIエクステンションとはカリフォルニア州立大学のアーバイン校のことです。学費は選ぶコースによって異なり、英語集中コースの学費は4,500ドル程度です。

カリフォルニア大学アーバイン校付属語学学校(UCI)

まとめ

休学留学に関する情報について、ご紹介してきました。休学留学は認定留学や交換留学とはさまざまな点で違いがあるので、目的に合わせて好きな方を選ぶことができます。自由に留学がしやすいのが、休学留学の大きなメリットです。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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シアトルのコミュニティカレッジの一覧【特徴・進路・学費】


アメリカ合衆国、ワシントン州の中でも最大規模を誇る都市・シアトルには、産業・経済だけでなく教育機関も最高峰のものが集積されています。ここではシアトル周辺におけるコミュニティカレッジの特徴について、また学生や卒業後の進路などに関して解説します。

シアトルのコミュニティカレッジについて

ワシントン州の北西部、キング郡に位置しているシアトルは州内にて最大の都市であると同時に郡庁所在地でもあります。なおかつ太平洋沿岸・北西部においても最大規模の都市であり、人口は70万人を超えます。

 

そんなシアトルおよび周辺に存在するコミュニティカレッジは、クオーター制(4学期制)が中心です。2学期制よりも入学日は遅く、3月の末日頃となります。同様に出願締め切り日も通常より遅めの2月下旬であり、志す時期によっては春学期に間に合う可能性も少なくありません。学校にもよりますが、シアトルの多くのコミュニティカレッジにおいては対面授業を再開している状況です。

シアトル留学におけるポイント

アメリカ西海岸の北部にあるワシントン州の州都・シアトルは、海や山を含め豊かな自然に囲まれた街です。四季の彩りに恵まれた土地であるため日本人にも馴染みが良く、美しい自然に囲まれていることからエメラルドシティとも呼ばれています。

 

Amazonやマイクロソフト、スターバックスやボーイングなど、グローバル企業の集積地でもあります。サンフランシスコと同じようにIT・テクノロジー系などの企業が多く集まることから、第二のシリコンバレーと称される街です。

 

こういったエリアで留学することで、語学のみならずさまざまな経験を得ることができます。通常では得られない人脈や体験、チャレンジ精神を養えるエリアと言えます。

出願に必要な書類について

専攻するプログラムや学校の方針によっても異なりますが、出願に必要なのは最終学籍の成績証明書および卒業証書です。預金残高の証明書と、志望動機書すなわちエッセイも必要となります。なおこれらの文書および書類は、全て英文による記述が必須です。卒業証明書と成績証明書に関しては、日本の学校の在籍時に早めに依頼しておきましょう。
TOEFLは61以上、IELTSは5.5〜6.0が必要となってきます。EIKENに関してはPre-1、平均的なスコアとして求められるのは以上ですが、こちらもカレッジによって異なるため先に確認しておきましょう。当然のことではありますが、海外へと渡航する以上パスポートのコピーも必須です。

シアトルセントラルカレッジ(Seattle Central College)


シアトルセントラルカレッジは、1,200校以上にもおよぶアメリカ国内のコミュニティカレッジにおいてTIME誌のベスト校に認定されたこともある学校です。毎年70ヶ国以上もの国からの留学生を迎えており、米国で最も多様な文化を持った大学と称されています。学費および滞在費など、合計の相場額としては2万USドルが目安です。

 

大学編入はもちろん準学士・学士号プログラム、高校卒業資格取得プログラムなど幅広く提供しています。職業訓練プログラムも実施しており、卒業後の道も充実しているのがメリットです。シアトルのダウンタウンからは、坂道を登って20分弱の距離にあります。都心部にあり、学校の終わりに出かけることも容易です。

 

在米20年の日本人スタッフも在籍しており万が一の際にも安心です。

Seattle Central College(シアトルセントラルカレッジ)

サウスシアトルカレッジ(South Seattle College)


サウスシアトルカレッジでは130ものプログラムが提供されています。特にリベラルアーツはどこのコミカレにあるわけでもなく、まだ専攻が決まっていない方にはおすすめです。また、大学内に常に警備員が配備されており非常に安全なキャンパスです。コロンビア大学やペンシルバニア大学への編入実績もある、大学編入に強いコミカレです。
学費は年間1万ドル程度となっております。

South Seattle College(サウスシアトルカレッジ)

ベルビューカレッジ(Bellevue College)


シアトルとワシントン湖の中間にあるのが、ベルビューカレッジです。ワシントン州の中では3番目に広大なカレッジであり、60種類以上もの大学編入コースを持ちます。滞在方法は学生寮もしくはホームステイで、特に寮は人気であるため早めに申し込みましょう。

 

マイクロソフト本社などがある近隣の治安が良く、全米3位に選ばれるほどの安全な街に所属しています。日本人のディレクターが在籍しており、留学に不安を抱えている方も安心です。教育方面も手厚く質の高い授業内容と、サポートも充実しています。100種類にもおよぶ職業訓練コース、7種類の学士号コースを開講している上に数々の高レベル大学への編入実績も持ちます。年間の学費および滞在費の目安は、2万6,000ドルです。

Bellevue College(ベルヴュー・カレッジ)

カスケーディアカレッジ(Cascadia College)


ワシントン州の中でも、比較的新しい大学となるのがカスケーディアカレッジです。シアトルから約20kmほど離れた、ボセルという都市に位置している学校です。
学生の数も3,000人と小規模ではあるものの、ワシントン大学所有の一部のキャンパスを共有しているためさまざまな施設を利用できます。これによりワシントン大学への編入率が高いのが魅力であり、コンピューター科学やアプリ開発など、テクノロジー系に強い学校と言えます。IT・テクノロジー分野への就職を考えている方は、検討すると良いでしょう。年間の学費と、滞在に要する費用の目安としては2万ドル前後です。

Cascadia College

グリーンリバーカレッジ(Green River College)


グリーンリバーカレッジは、シアトルから約30分ほど離れた場所にある大学です。1965年に設立された学校で、140エーカーもの広大な敷地面積を誇ります。キャンパス内は緑に囲まれ、最新の設備・施設が整った良好な学習環境を持つ学校です。

 

学生数は1万人ほどで、そのうちの約15%が50ヶ国からなる留学生となっています。親身になってくれるスタッフと学生へのケアの充実、キャンパス内に住居を持つなど留学生にとって過ごしやすいキャンパスと言えるでしょう。2年制の4学期、男女共学の公立校であり年間の学費は1万ドル程度で滞在費の目安は700ドルほどとなっています。

Green River College(グリーンリバーカレッジ)

ハイラインカレッジ(Highline College)


ハイラインカレッジは、シアトルから南へと20分ほど進んだ場所にあるデモイン市に位置しています。非常に珍しく国籍制限を設けている大学であり、全学生の約1%しか日本人は入学できません。1961年に設立された大学で、1学期および1学年単位の留学プログラムが用意されています。

 

コンピューターセキュリティや国際ビジネス・貿易関連など、さまざまな学部で学士号が取得可能です。卒業生はアメリカのトップクラスの大学に加えて、日本国内のトップの大学にも編入ができます。進学、就職ともに有利な学校と言えるでしょう。年間の学費および滞在費を合わせた額としては、2万ドル前後とされています。

Highline College

ピアスカレッジ(Pierce College)


ピアスカレッジはシアトルより車で約30分ほど南下した場所にある、2年制カレッジです。アメリカ国内における、2年制カレッジの中でも上位10%にランク付けされました。2つのキャンパスを持ち、双方ともに緑が豊かで設備も充実しています。学生クラブや音楽・スポーツイベントなど、学生にとって魅力的な催しも多いです。

 

教師陣に定評があり、優れた指導のもと世界中から集った留学生が準学士号・学位などの取得に励んでいます。貴重なキャリアスキルを習得できるプログラムが用意されており、コンピュータやビジネス・教育などさまざまな分野に対応可能です。学費および滞在費の目安となっている金額は、年間でおよそ2万ドル近くとなっています。

Pierce College

エバレットコミュニティカレッジ(Everett Community College)


エバレットコミュニティカレッジは、敷地内に学生寮を持つ米国内でも珍しい大学です。学生寮内には生活に必要とされるものが揃っているだけでなく、住み込みスタッフのサポートもあるため安心して留学できます。

 

創立は1941年であり、およそ19,000人の学生を擁する学校です。留学生の数は全体の1割であり、学生寮の半数がアメリカ人の学生です。年間にかかる学費(3学期分)は、およそ9,100ドルとなっています。教科書や教材、寮費および滞在費などを含めると2万ドルほどです。

 

医療や芸術系などさまざまな学科がありますが、中でも特徴的なものとして航空整備学が挙げられます。取得単位は多いものの、卒業後の進路の幅を広げるプログラムと言えるでしょう。

Everett Community College(エバレット・コミュニティカレッジ)

まとめ

自然が豊かで過ごしやすい都市・シアトルは、最高の教育を受けられる絶好の留学スポットの1つと言えます。手厚いサポートや高レベル大学への編入、職業訓練プログラムや学士号取得など目的に合ったキャンパスを探すのが大切です。

呑村紗也佳

アメリカの語学学校・コミュニティカレッジを卒業。私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

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