アメリカ語学留学を考えた時に一番気になるのが費用です。
アメリカでの語学留学と言っても全体にどれくらいの費用がかかるのか、
どのような項目に対していくらぐらい費用がかかるのかを知らないと、語学留学に対する留学期間や時期をきめるのも難しいかもしれません。
こちらではアメリカへの語学留学に全体でいくらぐらいに費用か、細かい項目でいくらぐらい費用がかかるのかをご案内します。
①語学留学全体の費用は?
期間によってくる語学留学費用。全体でかかる大まかな費用を知るのもアメリカ留学に一歩近づくひとつです。
〇3か月:約60万円~80万円
※観光ビザでの語学留学も可能な期間なので費用を抑えて観光ビザでアメリカへ語学留学をする学生が多い期間です。
〇6か月:約150万~200万円
※学生ビザでの語学留学となります。もちろん長期でのアメリカ:海外滞在なので生活費なども必要です。
〇1年間:約250万~300万円
※学生ビザでのアメリカ留学となります。
長期の語学留学の滞在は、滞在費を浮かせるためにホームステイからシェアハウスに移ったり、自炊をして食費を節約するなどが必要となります。
②語学留学での航空券費用
アメリカ入国時期によって大きく変動するのが航空券です。ビザによっては往復の購入必須にもなりますので、注意が必要です。
航空券は一般的にオンピークとオフピークに分かれます。日本の夏休みや年末年始はオンピークに当たり、航空券が非常に高い時期となります。
逆に日本の人が動きずらい4月や11月頃はオフピークとして狙い目の一つです。
航空券費用の参考までに日本から直行便が出ているニューヨークでの航空券費用です。
オフピークですと、最安値で往復約8万8千円と10万円を切ります。平均的には往復13万円程度です。
アメリカへの語学留学を検討する際に航空券が安くなる時期も狙えると費用を抑えることも可能です。
航空会社別で航空券費用をみてみましょう。
参考までに日本からニューヨークへの直行便を扱っている航空会社での費用です。
時期や渡航の種類(語学留学なのかツアー旅行なのかにより、旅行代理店で費用が大幅に変わってくるので早めに調べておくといいと思います。
ANA:7万2千円~
JAL:8万8千円~
デルタ航空:4万5千円~
ユナイテッド航空:7万2千円~
アメリカン航空:6万円~
③語学留学時の留学保険の費用
海外留学保険で有名なのはAIUです。
海外旅行などの保険も扱っているのでご存知の方も多いかと思います。
この保険は基本的に加入については任意となりますが、海外では日本の保険は通用しない事がほとんどなので保険無しで見知らぬ国に行くことになります。
アメリカでは日本と気候や生活スタイルも変わってきます。
慣れない生活で、しかも語学留学という事で緊張し、体調を崩すことも多くなるかもしれません。
また、健康問題だけでなく万が一の盗難や紛失、破損などでも海外留学保険は役立ちます。
保障内容や掛け金によりかなり差が出ますが、3か月、6か月、12か月での概算費用です。
3か月:2万9千円~
6か月:6万円~
12か月:12万6千円~
※旅行保険を参考にしています
④語学留学時の現地生活にかかる費用
現地生活でかかる費用は一般的には下記にあげられます。
〇交通費:電車、バス、タクシー
電車の費用:
乗車1回につき約2ドル25セントです。
日本のように区間により運賃が異なるのではく、一回乗車に対しての運賃となります。
語学習得をする学校までの距離などが考慮に入れられます。
バスの費用:
現金での乗車かメトロカードのようなプリペイド式カードでの乗車となります。
現金は、コイン以外は受け取らないので小銭の用意が必要です。
留学生には必須の公共機関です。
タクシーの費用:
アメリカのタクシーは料金設定が細かく設定されていますが日本よりも気軽に利用できますが、ドライバーへのチップとして乗車料金の15%から20%の支払いが必要です。
初乗り2ドル50セント。
メーター制があり、約350メートルにつき40セント上がっていきます。
そのほかにも夕方から夜にかけての時間や夜から早朝にかけての時間帯には一律の上乗せになります。
留学生にとっては高い交通手段です。
〇交際費用
語学学校帰りや週末に友達と遊びに行くにもお金がかかります。
映画館での映画鑑賞:約13ドル50セント
コンサート:約21ドル~
美術館入館:約20ドル前後
レストランのランチ:約10ドル前後~
レストランのディナー:約50ドル前後~
〇生活費用
マクドナルドのビックマック:約4ドル
スターバックスでのトールラテ:約3ドル15セント
ペットボトル水:約1ドル50セント
タバコ:約11ドル前後~
風邪薬:約5ドル99セント~
ヘアサロン費用:約40ドル前後~
〇携帯電話利用料金
アメリカ語学留学の際に短期留学、長期留学にかかわらずあると便利なのが現地の携帯電話です。
日本の携帯電話を海外に持っていき使用すると海外ローミング扱いになり、帰国してから恐ろしい請求額になり、膨大な費用が請求されます。
日本にいる間にアメリカ現地の携帯電話を契約することも、現地に行ってから契約することもできるので非常に便利を提供している会社があります。
現地で現地の携帯電話会社で契約をしようとすると短期滞在や留学生には壁が生じます。
たとえば、契約時にアメリカのクレジットカードが必要、ソーシャルセキュリティー番号が必要となります。
そうなると語学留学だけに来ている留学生には現地携帯電話会社での携帯電話契約が難しくなります。
そこで、日本からアメリカに来る留学生の為に携帯電話が契約できるようにプランを提供してくれる会社があります。
現地で日本語対応をして頂けたり、フレキシブルな料金設定などが魅力です。
一部料金をご紹介いたします。
★スマホバリューパック費用 月40ドル
含まれるもの:100分の無料通話、500MBまでのデータ通信
★使い放題パック費用 月69ドル
含まれるもの:国内通話、データ通信、テキストメールが無制限
★テキスト無制限パック費用 月35ドル
含まれるもの:テキストメールが無制限
⑤語学留学時に生活費が抑えられる都市選び
日本でもそうであるようにアメリカでも滞在都市によって物価が異なります。
ニューヨークやサンフランシスコ、ボストンなどの大都市であれば生活しやすく交通の便もいいのですが、滞在費用が高めとなります。
それなら逆にアメリカの地方都市に滞在すれば安く済ませられるのか!?
となりますがますがそうなると地方都市は選択できる語学学校も限られたり、車移動が基本になるケースもあるので、実はどちらの都市を選ばれても全体的にみると変わらない傾向にあります。
語学留学時に生活費用が抑えられる環境はその留学したい生活スタイルによりますね。