
留学する方法
最終更新日:2026年10月
Q. アメリカの大学に留学するには?
アメリカの大学には日本のような一斉入試がなく、高校の成績・英語力・エッセイなどの書類で合否が決まります。ルートは主に3つで、①4年制大学に直接入学(目安はIELTS 6.0〜7.0)、②2年制のコミュニティカレッジから4年制大学へ編入、③大学付属の英語コースから条件付きで入学する方法です。4年間の費用は州立大学の平均で約3,417万円、コミュニティカレッジ経由なら約2,789万円から。入学は8〜9月の秋学期が中心で、出願は前年の秋〜冬です。
アメリカは世界でもっとも多くの留学生が学ぶ国で、大学の数は4,000校近くあります。ただ、日本の大学受験とは仕組みがまったく違うため、「何から始めればいいかわからない」という相談がとても多いテーマです。この記事では、日本の大学との違い、大学の種類、3つの入学ルート、必要な英語力と成績、費用、出願スケジュール、編入、在学中のアルバイトと卒業後の就労までを、ひとつの記事にまとめました。
目次
日本の大学とアメリカの大学の違い

学期制の違いをくわしく見る:セメスター制とクオーター制の違い
アメリカの大学の種類
アメリカの大学は、運営と規模で大きく4つに分かれます。学費は留学生(州外)の1年あたりの授業料・寮費・食費などを合計した目安です。
※ 州立・私立の費用は2025-26年度の平均(College Board)に生活費などを加えた目安、コミュニティカレッジはサンタモニカカレッジの留学生向けの目安です。
人気の大学と順位を見る:アメリカの大学ランキング2027|総合トップ50と州立大学
アメリカの大学に入る3つのルート
日本の高校を卒業してアメリカの大学で学位を取るルートは、主に次の3つです。どれを選んでも、卒業すれば同じ大学の学位がもらえます。
- 英語の目安IELTS 6.0〜7.0
- 向いている人高校の成績が良く、英語力も早めに準備できる人
- 4年間の費用州立平均で約3,417万円
最短の4年で卒業できます。上位校ほど英語・成績・エッセイの基準が高くなります。
- 英語の目安IELTS 5.5前後(不要の学校も)
- 向いている人費用を抑えたい人、英語や成績に自信がない人、上位校を目指したい人
- 4年間の費用約2,789万円から
2年+2年で卒業。カリフォルニア大学への編入保証制度など、編入の仕組みが整っています。
- 英語の目安IELTS 5.5未満でも可の大学あり
- 向いている人行きたい大学が決まっていて、英語だけが足りない人
- 期間英語コース数ヶ月〜1年+学部
大学付属の英語コースや、1年目に英語と単位科目を一緒に学ぶパスウェイを修了すると学部に進めます。
費用と入りやすさで選ぶならコミュニティカレッジ経由、最短で卒業したいなら直接入学、志望校が決まっているなら条件付き入学、というのが基本的な考え方です。
コミュニティカレッジの特徴を見る:コミュニティカレッジから大学編入がおすすめな理由
必要な英語力と成績
アメリカの大学の合否は、主に英語力と高校の成績(GPA)で決まり、上位校ほどエッセイや課外活動も重視されます。
英語力の目安
※ TOEFL iBTは2026年1月21日以降の試験から1〜6のスコアに変わりました。ETSの換算では4.0が旧72〜85点、4.5が旧86〜94点、5.0が旧95〜106点にあたります。UCLAやUCバークレーなどの上位校は、最低基準より高いスコアが求められます。基準は毎年変わるので、出願前に各大学の公式情報を確認してください。
高校の成績(GPA)とテスト
日本の高校の5段階評定を4.0満点のGPAに換算して評価します。州立大学ではGPA 2.5〜3.0以上がひとつの目安で、上位校ほど高い成績が必要です。SATやACTは、提出が任意の大学が多い一方、MITなど一部の難関校は必須に戻しています。成績が足りない場合でも、コミュニティカレッジで良い成績を取れば編入で上位校を目指せます。
出願書類と評価のポイントを見る:アメリカの大学の入学方法|主な評価項目と入学条件
大学留学の費用

授業料に寮・食事、教科書、保険、渡航費などを加えた、4年間の総額の目安です。円の金額は毎日の為替レートで自動計算しています。
費用を抑える方法は、コミュニティカレッジから編入する、留学生向けの奨学金がある大学を選ぶ(例:アリゾナ州立大学は州外学生向けに年US$15,500)、生活費の安い州の大学を選ぶ、の3つが中心です。内訳や支払いの時期は、学費の記事でくわしく解説しています。
学費の内訳と抑え方を見る:アメリカの大学の学費はいくら?4年間の総額と州立・私立の違い
出願から入学までのスケジュール
8〜9月の秋学期に入学する場合のスケジュールです。高校3年生の秋に出願するには、高校2年生のうちに準備を始めるのが理想です。
- 入学の1年半〜2年前:大学選び・英語試験の準備行きたい分野、予算、ルート(直接入学・編入・条件付き入学)を決めて、IELTSやTOEFLの勉強を始めます。
- 入学の1年前(高3の夏〜秋):英語試験・書類の準備英語のスコアを取り、高校の英文成績証明書、推薦状、エッセイ、預金残高証明を用意します。
- 前年の11月〜1月:出願カリフォルニア大学は11月下旬〜12月初め、多くの私立大学は1月上旬が締め切りです。随時受け付け(ローリング)の州立大学や、コミュニティカレッジは春ごろまで出願できる学校もあります。
- 3月〜5月:合格・入学手続き合格通知が届いたら、多くの大学では5月1日までに入学を決めてデポジットを払います。入学が決まると、学生ビザに必要な書類(I-20)が発行されます。
- 5月〜7月:学生ビザ(F-1)・渡航準備アメリカ大使館・領事館でビザの面接を受け、寮や航空券を手配します。
- 8月:渡米・オリエンテーション授業開始の1〜2週間前に渡米し、留学生向けのオリエンテーションや英語のクラス分けテストを受けます。
※ 締め切りは大学・学部ごとに異なり、毎年変わります。必ず各大学の公式情報で確認してください。
コミュニティカレッジからの編入

アメリカでは、コミュニティカレッジで一般教養を終えてから4年制大学に編入するのはごく一般的なルートです。留学生にとっては、費用を抑えながら、英語力と成績を上げて上位校を目指せるのが大きなメリットです。
編入で大切なのは、1年目から編入先の大学が求める科目と成績を計画的に取ることです。コミュニティカレッジのカウンセラーと相談しながら、履修計画を立てましょう。
編入でよくある失敗と対策を見る:コミュニティカレッジから大学編入失敗のよくある要因と対策
在学中のアルバイトと卒業後の就労
※ ビザや就労の条件は変わることがあります。最新の情報は大学の留学生オフィスやアメリカ政府の公式情報で確認してください。
ラララが出願をサポートしている大学・カレッジ
ラララアメリカでは、次の大学・コミュニティカレッジの出願を日本語でサポートしています。出願書類の準備から、入学許可、ビザ書類、渡航準備まで無料でお手伝いします。
4年制大学
コミュニティカレッジ(編入ルート)
このほかの大学についても、志望校が決まっていればご相談ください。ラララが出願窓口になっていない大学の場合も、出願の進め方や英語コース・コミュニティカレッジ経由のルートをご案内します。
大学院の入学条件・費用・出願の流れはアメリカの大学院留学ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問
Q. アメリカの大学に入試はありますか?
A. 日本のような一斉の学力試験はありません。高校の成績(GPA)、英語のスコア、エッセイ、推薦状などの書類で合否が決まります。SAT・ACTの提出は任意の大学が多いですが、一部の難関校は必須です。
Q. 英語が苦手でもアメリカの大学に行けますか?
A. コミュニティカレッジや、大学付属の英語コースから条件付きで入学する方法があります。英語の条件がない、または低いコミュニティカレッジで英語を学んでから、大学の授業を受けることもできます。
Q. アメリカの大学4年間の費用はいくらですか?
A. 授業料・寮・食事・保険などを含めて、州立大学の平均で約3,417万円、私立大学の平均で約4,379万円が目安です。コミュニティカレッジから編入すると約2,789万円からに抑えられます。
Q. いつ出願すればいいですか?
A. 秋入学の場合、前年の11月〜1月が出願の中心です。カリフォルニア大学は11月下旬〜12月初め、多くの私立大学は1月上旬が締め切りです。英語試験の準備を考えると、入学の1年半〜2年前から動き始めるのが理想です。
Q. TOEFLのスコアが1〜6になったのはなぜですか?
A. TOEFL iBTは2026年1月21日以降の試験から、1〜6のスコアに変わりました。大学の基準も新しいスコアで示されるようになっています。ETSの換算では、4.5が旧86〜94点、5.0が旧95〜106点にあたります。
Q. アメリカの大学に留学しながらアルバイトはできますか?
A. 学生ビザ(F-1)では、授業期間中は大学の中で週20時間まで働けます。学外で働くことは原則できません。卒業後は、OPTという制度で最長12ヶ月(STEM専攻は最大24ヶ月延長)働けます。
Q. 日本の大学から編入することはできますか?
A. できます。日本の大学で取った単位の一部が認められることがあります。どの単位が移せるかは編入先の大学が審査するので、早めに相談するのがおすすめです。
日本の大学から編入する方法を見る:日本の大学からアメリカの大学に編入する方法
まとめ
アメリカの大学留学は、書類で合否が決まること、そしてコミュニティカレッジからの編入など、入り方を選べることが日本の大学との大きな違いです。
- 入学のルートは「直接入学」「コミカレから編入」「条件付き入学」の3つ
- 英語の目安はIELTS 6.0〜7.0。TOEFLは2026年から1〜6のスコアに変更
- 4年間の費用は州立平均で約3,417万円、コミカレ経由なら約2,789万円から
- 秋入学なら、前年の11月〜1月に出願。準備は1年半〜2年前から
ラララアメリカでは、ルート選びから学校選び、出願書類、ビザ、渡航準備まで無料でサポートしています。費用の内訳はすべてお見せしますので、他社のお見積りとの比較相談も歓迎です。「英語がまだ不安」「費用をできるだけ抑えたい」といった段階からでも、お気軽にご相談ください。



