アメリカの大学に進学!日本との違い、コミカレからの編入、ランキングなど徹底解説。


アメリカには、世界的に評価が高い名門校を含むたくさんの大学が存在します。その数は約4000校で、世界中から多くの留学生がアメリカの大学で勉強をしています。日本からは、特に西海岸のカリフォルニア州やワシントン州に毎年多くの留学生がやってきます。この記事では、アメリカの大学に進学するメリットや日本の大学との違い、コミュニティカレッジからの編入システムなど、アメリカ大学留学についての基礎情報をご紹介しています。

アメリカの大学に進学するメリット3選

メリット①ディスカッション豊富な授業のスタイル!


アメリカの大学は、ディスカッションが中心となるクラスが多いため、積極性や創造性、クリティカル思考力などを培うことができます。授業中は様々なトピックについて、グループメンバーと意見を交換し合ったり、クラスで発表する場が設けられたり、アメリカの大学では日常茶飯事の光景です。アメリカでは、自分の意見を持ち自信を持って発言するという教育方針があり、子供の頃から意見交換をする場が多いのが特徴です。そのため、大学でもクラスメートと話し合いをし、相手の意見を理解する力、判断力、分析力などが求められます。ディスカッションへの参加は積極性や創造性スキルの向上に繋がり、相手の意見に反対し説明することでアメリカで特に大事とされるクリティカル思考力を身につけることができます。ディスカッションを通して、社会で自分をアピールする力、人前で話す力や個性を伸ばすことができます。

メリット②卒業後グローバル化に活躍できる可能性!

アメリカの大学に通うことで、グローバル人材として将来活躍できる可能性が広がります。その理由は、アメリカの大学では、グローバル人材に求められる能力である、語学力、コミュニケーション能力、主体性、思考能力、積極性、チャレンジ精神、異文化適応力などを育むことができるからです。アメリカの大学に進学するということは、アメリカという多民族国家の環境で、世界共通語の英語を話し、多様な民族、人種、文化を持つ人々と交流するということです。大学の授業や日常生活を通して、自分で考え積極的に行動するという習慣がつくことに加えて、異国の環境に順応し、トラブルなどを解決していくというチャレンジ精神を鍛えることにもつながります。そんな多くの刺激があるアメリカの生活を大学留学で長期に渡って経験することで、グローバルな人材に近づくことができます。

メリット③コミカレからの編入で難関大学も狙える

アメリカ大学進学の大きな魅力は、二年制のコミュニティカレッジから大学に編入するという選択肢があるということです。コミュニティカレッジでしっかりと勉強すれば、パブリックアイビーリーグや世界トップレベルの大学に進学することも可能です。特に西海岸はコミカレからの大学編入のシステムが充実しており、U C L AやU Cバークレーなどのカリフォルニア大学系列の大学に編入する留学生もたくさんいます。コミカレ在学中に編入指導やアドバイスをもらえ、コミカレによっては難関大学を含む州内外の様々な大学と提携している学校もあるため、編入保証制度を利用して難関大学に入学することもできます。最初から高い成績や学力がなくても、入学基準の低いコミカレから勉強をスタートし、着実に成績をとっていくことで、アメリカの難関大学への道は開けてきます。

日本の大学とアメリカの大学の違い

日本の大学アメリカの大学
入学時期4月1月, 8月
学費60~140万円/年370~510万円/年

大学の入学時期

日本の大学の入学時期が4月なのに対し、アメリカの大学は8月と1月に一学期が始まります。つまり、アメリカの大学は基本一年に2回入学時期があるということになります。アメリカの多くの大学は日本と同じ二学期制ですが、入学は秋学期(8月スタート)、春学期(1月スタート)どちらでも可能な大学が多いです。大学によって、短期間の夏学期や冬学期を設けている大学もあり授業は履修できますが、入学時期は基本秋学期と春学期となっている大学が多いです。

出願スケジュール

出願時期は、秋学期に入学する場合、その年の1月から3月に出願を締め切り、春学期に入学する場合は、10月から11月に出願を締め切る大学が一般的です。日本の高校を卒業する人は3月が卒業式なので、その年の秋学期から入学するパターンが多いです。その場合、卒業の数ヶ月前までには出願書類を揃える必要があります。オンラインで出願が可能な大学が多いため、高校三年次に日本から大学に出願することができます。

大学入学に必要な英語力

日本の大学の入学する際も英語試験や英語の成績が反映されるところが多いですが、アメリカの大学に入学するためには、英語力を国際的な試験のスコアで提示するのが一般的です。アメリカの大学に進学する場合に必要な英語力は、大学によって様々ですが、四年制大学となるとTOEFL IBT 61から80点(IELTS 5.5から7.0)ほどの英語力が求められます。アメリカの大学に入学するために留学生が英語能力証明として使える試験は、基本的にTOEFL IBT またはIELTSとなっています。大学によっては、英検を英語力の証明として採用しているところもありますが、数は少なく約400校となっています。そのため、アメリカの大学進学を考えている人はTOEFLかIELTSの試験を受けるのがおすすめです。

大学留学の費用

日本の大学に進学する場合、国公立や私立、文系、理系かによって学費が変わり、一般的にその幅は1年間で約60万円から140万円ほどです。実家に滞在する場合、年間約40万円、一人暮らしで約110万円ほどかかります。つまり年間計約100万円から660万円ほどの費用がかかります。

 

アメリカの大学に進学する場合、大学や円ドルのレートにも左右されますが、年間約570万円〜費用がかかります。四年制大学の一年間の学費は、州立大学に留学生としてフルタイムで通って平均368万円、私立大学で510万円ほどとなっています。

 

滞在費についても、州や都会、田舎などの滞在地域や滞在方法によって異なりますが、ホームステイで約120万円から240万円、寮で100万円から160万円、シェアハウスで100万円から180万円ほどかかります。食事や携帯代、交通費、雑費などの滞在中にかかる生活費は90万円からとなり、人によって差が出やすいです。海外旅行保険や航空券、教科書代などのことも考えると、追加で30万円から45万円ほどかかることになります。

アメリカの大学の学費は4年間で2000万円!?内訳と費用の抑え方。

コミュニティカレッジから編入について(カリフォルニア州、ワシントン州)

メリット

コミュニティカレッジから四年制大学に編入する場合、大きく2つのメリットがあります。1つ目は、コミカレに行くことによって学費を抑えられることです。上記したように、コミカレと四年制大学では学費がかなり異なります。大学の最初の二年間を西海岸のコミカレで過ごすことによって、四年制大学に通うよりも約3分の1の費用に抑えることができます。留学費用を抑えながら四年制大学進学の準備を進められるため、コミカレからの編入は人気があります。

 

2つ目のメリットは、最初から英語力が高くなくても大学進学にチャレンジしやすいということです。四年制大学は入学基準が高いところが多いため入学難易度は上がりますが、コミカレの入学基準は低いため、英語力に自信がない人でも挑戦しやすいです。また、カリフォルニアやワシントン州などでは、条件付き入学システムを導入しているところが多いため、英語能力試験のスコアがなくても入学準備を進められ、将来的に四年制大学入学につなげることができます。

編入スケジュール

コミカレから大学に編入する場合、留学生用アドバイザーやアカデミックカウンセラーが授業履修計画をサポートしてくれるのが一般的です。入学後、これらのスタッフと面談をし、各学期で履修する科目と単位数を決めます。2年でコミカレを卒業したい場合は、年間最低30単位は取る必要があります。専攻によって細かい単位や科目要項は異なりますが、准学士号を取得するには最低でも60単位は必要です。秋学期にコミカレに入学し年間30単位以上を二年間履修することで、2年で大学編入の準備が完了します。

 

入学時に行きたい大学や専攻が決まっていると計画を立てやすく、コミカレ2年目には大学編入に必要な書類やエッセイの書き方などのワークショップに参加し、書類準備を本格的に進めていきます。また、大学の編入要件によっては課外活動が大きく評価されるところもあるため、コミカレ在学中にクラブやボランティア活動に参加し、実績を作っておくのも大事です。

費用

コミカレで准学士号を取得するために必要な学費は、大体2年で250~300万円程です。履修する単位数や大学の場所や州によって違いは出ますが、カリフォルニア州とワシントン州ではこれくらいの学費を見積もっておくと良いです。コミカレに在学中は、留学生は保険に入らなければいけないため、学校の保険代で年間18万円前後かかります。他にも学校関係だと学期ごとの学習サービス代や教科書代が、15万円ほどします。滞在費は、場所や滞在方法によって異なりますが、100万円から240万円ほどかかり、食費や交通費、雑費などを含む生活費は、人にもよりますが年間90万円以上かかることになります。

必要な英語力

カリフォルニア州やワシントン州のコミュニティカレッジ入学に必要な英語力は、TOEFL IBTで45から61点、IELTSで4.5から5.5を基準とする学校が多いです。四年制大学の入学基準で記載したように、英語能力証明は基本的にTOEFL IBTやIELTSが一般的なので、英検やTOEIC、I T E Pを受理してもらえる学校は多くはありません。

 

また、英語能力試験のスコアがない人でも条件付き入学という形で、コミュニティカレッジに入学することもできます。試験を受けない代わりに、提携している現地の語学学校や大学附属の語学コースのプログラムを修了することで、英語力を認めてもらえる制度を採用している学校も西海岸にはたくさんあります。

アメリカ留学するならコミュニティカレッジから大学編入がおすすめ

おすすめのコミュニティカレッジと編入先の大学3選

サンタモニカカレッジ→UCLA


カリフォルニア州サンタモニカにあるサンタモニカカレッジはロサンゼルス近郊で日本人留学生からも人気があるコミュニティカレッジです。こちらのコミカレから、名門大学カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に編入するルートは人気があり、カリフォルニア州のコミカレの中で高い編入実績を誇っています。サンタモニカカレッジは、留学生へのサポートが充実しており、UCLAへもアクセスしやすい距離にあるため、U C L Aを目指す留学生が多く集まります。日本人留学生へのサポートも手厚く、留学中はロサンゼルス生活を満喫しながら、UCLAで認められる単位を着実に履修できるため、おすすめの編入ルートです。

サンタモニカカレッジの日本語ウェブサイト

デアンザカレッジ→UCバークレー


デアンザカレッジは、カリフォルニア州北部クパチーノにあるコミュニティカレッジで、留学生も多く在籍する学校です。こちらのコミカレは、西の名門校UCバークレーへの編入を目指している人に最適な学校で、毎年多くの編入生を輩出しています。UCバークレーだけでなく、他のUC系列の大学への編入率も高く、カリフォルニア州の中でも北部の大学に編入したい人にぴったりなロケーションとサポートが揃っています。日本語専用のホームページもあるため、日本人留学生へのサポートもしっかりしており、入学前から在学中まで学業や計画、編入など様々な面でサポートを受けられます。

デアンザカレッジ(De Anza college)|日本語ホームページ

シアトルセントラルカレッジ→ワシントン大学


シアトルセントラルカレッジは、ワシントン州シアトルにあるコミュニティカレッジで、3つあるシアトルコミュニティカレッジの1つです。ワシントン州の中でも四年制大学への編入に力を入れているコミカレで、全米でも知名度の高いワシントン大学への編入実績が豊富な学校です。こちらの学校は、ワシントン大学への編入保証システムもあり、基準を満たすとワシントン大学タコマ校または、ボセル校に3年次から入学することができます。シアトルセントラルカレッジは、ダウンタウンに徒歩15分で行ける好立地にあり、便利な生活環境と充実したワシントン大学への編入サポートとシステムを求めている人に最適です。

Seattle Central College(シアトルセントラルカレッジ)

大学ランキングTOP100

QS World University Rankingsによるアメリカの大学TOP100を下記にてご紹介します。

  1. Massachusetts Institute of Technology (MIT)
  2. Harvard University
  3. Stanford University
  4. University of California Berkeley (UCB)
  5. University of Chicago
  6. University of Pennsylvania
  7. Cornell University
  8. California Institute of Technology (Caltech)
  9. Yale University
  10. Princeton University
  11. Columbia University
  12. Johns Hopkins University
  13. University of California, Los Angeles (UCLA)
  14. University of Michigan-Ann Arbor
  15. New York University (NYU)
  16. Northwestern University
  17. Carnegie Mellon University
  18. Duke University
  19. University of Texas at Austin
  20. University of California, San Diego (UCSD)
  21. University of Washington
  22. University of Illinois at Urbana-Champaign
  23. Brown University
  24. Pennsylvania State University
  25. Boston University
  26. Georgia Institute of Technology (Georgia Tech)
  27. Purdue University
  28. University of Wisconsin-Madison
  29. University of Southern California
  30. University of California, Davis (UCD)
  31. University of North Carolina, Chapel Hill
  32. Texas A&M University
  33. Michigan State University
  34. Rice University
  35. Ohio State University
  36. Washington University in St. Louis
  37. University of California, Santa Barbara (UCSB)
  38. University of Florida
  39. University of Maryland, College Park
  40. Arizona State University
  41. University of Minnesota, Twin Cities
  42. Emory University
  43. University of Pittsburgh
  44. University of Rochester
  45. Dartmouth College
  46. University of Massachusetts, Amherst
  47. Case Western Reserve University
  48. University of Virginia
  49. Vanderbilt University
  50. University of Colorado at Boulder
  51. University of California, Irvine (UCI)
  52. North Carolina State University
  53. University of Miami
  54. University of Arizona
  55. Georgetown University
  56. Rutgers – The State University of New Jersey, New Brunswick
  57. Virginia Polytechnic Institute (Virginia Tech)
  58. University of Notre Dame
  59. Indiana University Bloomington
  60. University of Illinois, Chicago (UIC)
  61. University of California, Santa Cruz (UCSC)
  62. George Washington University
  63. Yeshiva University
  64. Northeastern University
  65. Tufts University
  66. University of Hawai’i at Manoa
  67. Stony Brook University
  68. Iowa State University
  69. University of California, Riverside (UCR)
  70. Colorado State University
  71. University of Kansas
  72. Washington State University
  73. University of Utah
  74. University of Connecticut
  75. University of Tennessee, Knoxville
  76. Florida State University
  77. Colorado School of Mines
  78. Illinois Institute of Technology
  79. Missouri University of Science and Technology
  80. University at Buffalo SUNY
  81. University of Iowa
  82. Rensselaer Polytechnic Institute
  83. University of Delaware
  84. Oregon State University
  85. University of Georgia
  86. University of Texas Dallas
  87. City University of New York
  88. Lehigh University
  89. University of Nebraska – Lincoln
  90. Florida International University
  91. University of South Florida
  92. University of South Carolina
  93. University of Missouri, Columbia
  94. University of Central Florida
  95. Tulane University
  96. Drexel University
  97. Stevens Institute of Technology
  98. Boston College
  99. University of New Mexico
  100. New Jersey Institute of Technology (NJIT)
  101. The New School
  102. University of Houston
  103. University of Oklahoma

まとめ

アメリカの大学では、日本とは異なった環境・文化・言語に触れながら学生生活を送ることができます。特にカリフォルニア州やワシントン州では、コミカレからの大学編入も人気が高いです。アメリカ大学進学を進める際に、今回ご紹介した情報を参考にしてみてください。

酒井大輔

大学時代にアメリカ/カナダをバスで横断。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ワシントン、ニューヨークなど様々な都市を3か月かけて巡りました。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の付属語学学校に通った後、MBAに進学。家族と2年間サンディエゴで暮らしました。

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