最終更新

アメリカの大学の学費はいくら?4年間の総額と州立・私立の違い、費用の抑え方【2026年版】

式典で並ぶ卒業生の帽子とガウン
2026年版アメリカの大学の学費
4年間の総額と抑え方

最終更新日:2026年10月

Q. アメリカの大学の学費は4年間でいくら?

留学生が4年制大学に通う場合、授業料に寮・食事・保険などを含めた4年間の総額は、州立大学の平均で約3,429万円、私立大学の平均で約4,394万円です。UCLAのような人気の州立大学では4年間で約5,404万円かかります。一方、最初の2年をコミュニティカレッジで学んでから4年制大学に編入すると、約2,798万円〜まで抑えられます。留学生は州立大学でも「州外」の学費になるため、日本で想像するより高くなる点に注意が必要です。

州立大学(平均)3,429万円4年間・年US$53,780前後
私立大学(平均)4,394万円4年間・年US$68,920前後
UCLA(州立)5,404万円4年間・年US$84,770
コミカレ2年+州立2年2,798万円編入ルートで抑える

※ 円換算は為替レートに合わせて自動で更新しています(2026年10月時点は1US$=約159円)。平均はCollege Boardの2025-26年度の授業料・寮費の平均に、教材・保険・交通・個人の費用として年US$8,000を足した目安です。航空券は含みません。

アメリカの大学の学費は、州立か私立か、どの州のどの大学か、そして最初からその大学に入るかコミュニティカレッジから編入するかで、4年間で数千万円単位の差がつきます。さらに円安の影響で、日本円での負担は数年前より大きくなっています。この記事では、College Boardの全米平均と、UCLA・オレゴン大学・アリゾナ州立大学の2026-27年度の公式の費用をもとに、4年間の総額と内訳、費用を抑える方法をまとめました。

アメリカの大学の4年間の学費・総額

授業料だけでなく、寮・食事・教材・保険・生活費を含めた「1年間に実際にかかるお金」を4年分で比べました。

州立大学(平均)
授業料(州外)US$31,880+寮・食事 約US$13,900+その他4年間 US$215,120(3,429万円)
私立大学(平均)
授業料US$45,000+寮・食事US$15,920+その他4年間 US$275,680(4,394万円)
UCLA(カリフォルニア大学)
州外向けの追加授業料US$39,270を含む4年間 US$339,080(5,404万円)
コミカレ2年 → 州立大学2年
サンタモニカカレッジ2年(年US$34,000)+州立平均2年4年間 US$175,560(2,798万円)
コミカレ2年 → UCLA 2年
サンタモニカカレッジ2年+UCLA 2年4年間 US$237,540(3,786万円)

※ 州立・私立の平均はCollege Board「Trends in College Pricing 2025」の2025-26年度の平均(州立は州外の学生の授業料)に、教材・保険・交通・個人の費用の目安 年US$8,000を足しています。UCLAは2026-27年度の学生寮に住む州外学生の見積もり、サンタモニカカレッジは2026-27年度の留学生向けの見積もり(生活費込み)です。

「4年間で2,000万円」は今は通用しない

  • 円安で、日本円の負担は大きく増えています。1US$=110円の頃に4年間2,000万円台だった州立大学も、今の為替では3,429万円前後になります。
  • 留学生は州立大学でも「州外」の学費です。州の住民より授業料が2〜3倍高く、UCLAでは州外向けの追加授業料だけで年US$39,270かかります。
  • その分、編入ルートや奨学金で下げる余地も大きいのがアメリカの特徴です。下で詳しく紹介します。

1年間の費用の内訳|UCLAの例

大学が公表している「Cost of Attendance(1年間の費用の見積もり)」で、内訳を見てみます。UCLAの2026-27年度、学生寮に住む州外(留学生を含む)の学生の場合です。

項目金額内容
授業料・大学の費用US$16,430
約262万円
カリフォルニア大学共通の授業料US$15,588+キャンパスの費用
州外向けの追加授業料US$39,270
約626万円
州の住民以外(留学生を含む)にかかる授業料
寮US$12,299
約196万円
大学の学生寮
食事US$7,568
約121万円
ミールプラン
健康保険US$3,885
約62万円
自分で条件を満たす保険に入れば免除できる場合あり
教材・交通・個人US$5,318
約85万円
教科書・パソコン・交通・身の回りの費用
合計US$84,770
約1,351万円
4年間で約5,404万円

※ UCLA Financial Aid and Scholarships「Cost of Attendance」2026-27年度・新入生の見積もり(大学は最終確定ではないとしています)。航空券は含みません。

授業料のほかに、寮・食事だけで年US$14,000〜20,000ほどかかります(全米平均は州立US$13,900、私立US$15,920)。学費を比べるときは「授業料」だけでなく、大学が出しているCost of Attendanceの総額で比べるのが確実です。

州立大学と私立大学の学費の違い

州立大学授業料 年US$31,880前後

州の予算で運営される大学。州の住民は安く通えますが、留学生は州外の学生として扱われ、授業料が州内の2〜3倍になります(全米平均で州内US$11,950、州外US$31,880)。規模が大きく、専攻の選択肢が多いのが特徴です。

私立大学授業料 年US$45,000前後

州の住民かどうかで授業料が変わらず、全米平均でUS$45,000ほど。名門校では授業料だけで年US$60,000を超えることもあります。少人数の授業が多く、留学生向けの奨学金が手厚い大学もあるため、奨学金を含めた実際の負担で比べることが大切です。

コミュニティカレッジ総額 年US$34,000前後

2年制の公立カレッジ。授業料が4年制大学より安く、2年後に4年制大学の3年次へ編入できます。サンタモニカカレッジの留学生向けの見積もりは、授業料・保険・生活費込みで年US$34,000(2026-27年度)です。

寮・食事年US$13,900〜

全米平均で州立US$13,900、私立US$15,920(2025-26年度)。都市部の大学ほど高く、UCLAは寮と食事で年US$19,867です。2年目以降は大学の外でルームシェアをして抑える学生も多いです。

※ 授業料・寮費の平均は College Board「Trends in College Pricing 2025」(2025-26年度の公表額の平均)。

大学別の学費の例(2026-27年度)

ラララアメリカで出願のサポートをしている大学を中心に、各大学が公表している2026-27年度の1年間の費用の見積もりです。

UCLAのロイスホール

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)年US$84,770

ロサンゼルス・州立/4年間で約5,404万円

授業料・大学の費用US$55,700(州外向けの追加授業料を含む)、寮・食事US$19,867。全米トップクラスの州立大学で、コミュニティカレッジからの編入生も多く受け入れています。

アメリカの大学ランキング

緑の多い大学のキャンパス

オレゴン大学年US$71,256

オレゴン州ユージーン・州立/4年間で約4,543万円

授業料・大学の費用US$47,466、寮・食事US$18,183(州外の学生・学生寮の場合)。自然の多い学生街にある総合大学です。

オレゴン大学 日本語公式出願窓口

アリゾナ州立大学の看板

アリゾナ州立大学(ASU)年US$69,906

アリゾナ州・州立/4年間で約4,457万円

留学生向けの見積もり(費用が最も高いカレッジ・学生寮の場合)。授業料など約US$42,600、寮・食事US$18,819。留学生向けの成績優秀者奨学金もあります。

アリゾナ州立大学 日本語公式サイト

ヤシの木のある大学の中庭

サンタモニカカレッジ年US$34,000

ロサンゼルス近郊・2年制公立/2年間で約1,084万円

授業料1単位US$486×年24単位に、保険・生活費を含めた留学生向けの見積もり。UCLAなどカリフォルニア大学への編入実績で知られるコミュニティカレッジです。

サンタモニカカレッジ 日本語公式出願窓口

※ 各大学の公式の費用見積もり(UCLA Financial Aid and Scholarships/University of Oregon Office of Student Financial Aid/ASU Admission Services/Santa Monica College International Education)。オレゴン大学は州外の学生の見積もりで、留学生は健康保険などが別にかかります。航空券は含みません。

アメリカの大学の学費を抑える方法

1
コミュニティカレッジから編入する最初の2年をコミュニティカレッジで学ぶと、4年間の総額を数百万〜1,000万円以上抑えられます。カリフォルニア州には、条件を満たすとカリフォルニア大学の一部のキャンパスへの編入が保証される制度(TAG)もあります。
2
奨学金のある大学を選ぶ留学生向けの成績優秀者奨学金を出している大学があります。たとえばアリゾナ州立大学の州外学生向けの奨学金は年US$15,500(4年間でUS$62,000)です。
3
生活費の安い州・都市を選ぶ同じ州立大学でも、カリフォルニアやニューヨークの都市部と、中西部・南部の大学町では家賃や物価が大きく違います。
4
2年目以降は寮を出る大学の寮と食事は年US$15,000〜20,000ほど。2年目以降にルームシェアをして自炊すると抑えられる場合があります。
5
キャンパス内で働く学生ビザ(F-1)でも、学期中は週20時間までキャンパス内で働けます。図書館や学食などの仕事で生活費の一部をまかなえます。
6
為替のタイミングを分ける学費は学期ごとにドルで払います。円高のタイミングで少しずつ両替・送金しておくと、為替の影響をならせます。
コミュニティカレッジからの編入について:編入の仕組みや条件、編入しやすい大学はコミュニティカレッジから大学編入で詳しく紹介しています。コミュニティカレッジの学費はコミュニティカレッジの費用をご覧ください。

学費はいつ払う?資金証明も必要

  1. 出願時出願料大学ごとにUS$50〜100前後。カリフォルニア大学のように複数のキャンパスに出願できる大学もあります。
  2. 合格後資金証明と入学許可書(I-20)学生ビザの書類(I-20)を受け取るには、1年分の費用を払えることを示す残高証明が必要です。金額は大学のCost of Attendanceが基準になります。
  3. 入学前入学金・寮の予約金入学の意思を伝えるデポジットや、寮の予約金を支払います。
  4. 毎学期授業料・寮費学期(セメスター/クォーター)ごとに授業料と寮費を支払います。授業料は毎年数%ずつ上がることが多いので、4年分の予算には余裕を持たせましょう。

よくある質問

Q. アメリカの大学の学費は4年間でいくらですか?

A. 授業料・寮・食事・保険などを含めた4年間の総額は、州立大学の平均で約3,429万円、私立大学の平均で約4,394万円です(航空券は含みません)。UCLAのような人気の州立大学では約5,404万円になります。

Q. 留学生は州立大学でも学費が高いのですか?

A. はい。留学生は州の住民ではないため「州外」の学費になり、全米平均で州内の学生の約2.7倍(州内US$11,950、州外US$31,880)です。

Q. 一番安く学位を取る方法は?

A. コミュニティカレッジで2年間学んでから4年制大学に編入する方法です。最初から4年制大学に通うより、4年間の総額を大きく抑えられます。

Q. 留学生でも奨学金はもらえますか?

A. 政府の学資援助(FAFSA)は留学生は対象外ですが、大学独自の成績優秀者奨学金を受けられる場合があります。大学ごとに条件と金額が違うので、出願前に確認しましょう。

Q. 大学に通いながらアルバイトはできますか?

A. 学生ビザ(F-1)では、学期中は週20時間までキャンパス内で働けます。キャンパスの外で働くことは原則できません。

Q. 学費以外にどんな費用がかかりますか?

A. 寮・食事、教科書、健康保険、交通費、身の回りの費用がかかり、合わせて年US$22,000〜30,000ほどになるのが一般的です。ほかに往復の航空券や学生ビザの申請費用も必要です。

Q. 相談は無料ですか?

A. はい。ラララアメリカのカウンセリングは無料です。大学・コミュニティカレッジ選びから、編入の計画、出願のサポートまでご相談いただけます。

まとめ

アメリカの大学の4年間の総額は、州立大学の平均で約3,429万円、私立大学の平均で約4,394万円が目安です。留学生は州立大学でも州外の学費になるため、まずは志望校のCost of Attendance(1年間の費用の見積もり)で総額を確認しましょう。費用を抑えたい場合は、コミュニティカレッジからの編入(約2,798万円〜)や大学独自の奨学金が有力な選択肢です。

ラララアメリカでは、大学・コミュニティカレッジ選びから、編入の計画、費用のお見積もりまで無料でご相談いただけます。

呑村紗也佳

アメリカの語学学校・コミュニティカレッジを卒業。私にとって海外留学は、「それまで持っていた常識や当たり前を180度覆し、価値観がぐんと広がった」そんな経験でした。もともと留学や海外に興味はなかったですが、両親が留学を勧めてくれたのをきっかけにオーストラリア・カナダ・アメリカで計4年ほど海外生活を送りました。

カウンセラーに質問